2章戦闘校舎のフェニックス
2章3話山での合宿、修行、夕食ときたら露天風呂
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
「うふふ。殿方のお背中を流してみたいかもしれません」
朱乃さんも、何言ってんだ!?
「アーシアは?愛しのイッセーとなら大丈夫よね?」
すると、部長の問いにアーシアは顔を真っ赤にしながらも小さくコクリと頷いた
アーシアぁぁぁぁ!?君はいつからそんな暴走する子になったんだ!?
「最後に小猫、どう?」
「いやです」
小猫ちゃんは両手でバッテン印をつくり、即断する
ふぅ、よかった、小猫ちゃんはまともだった
そう安堵した俺だったが、小猫ちゃんは次に爆弾を投下した
「・・・アレン先輩なら、構いません」
「ブッ!!ゲホッゲホッ!!」
俺は堪らずに飲んでいた水を吹き出してむせてしまう
そして俺は女子メンバーを見ると・・・って、なんだ、その顔は!?
「小猫がそこまで懐くなんてね、小猫から一緒に入ってもいいっていうなんて思いもしなかったわ」
「私も構いませんわ。むしろアレン君のお背中を流してみたいですわ。」
部長も、朱乃さんも何言ってんだぁぁぁっ!?
「イッセーは残念ながら無理ね。でも、小猫も朱乃も大丈夫って言っているし、アレンだけでも一緒に入らない?」
「クッソぉぉぉ!!別に羨ましくなんてないからな!!」
なんてことを部長は聞いてくる。そしてそれを聞いたイッセーは血の涙を流しながら一人先に温泉へダッシュしていった
っていうか、なんでこんなにもうちの女性陣はオープンなんだよ!!
クッソ、こうなったら!!
「おい、祐斗!とっとと裸のお付き合いをするぞ!!」
俺は優雅に紅茶を飲んでいる祐斗の腕を掴み、足早に温泉へ急ぐ
「あ、アレン君!?まだ紅茶が飲み終わって・・・」
「うるせぇ!!さっさといくぞ!!」
俺はそう叫んで風呂場に向けて退散した
しかし、リビングから出る直前、後ろから不穏な会話が聞こえた
「・・・残念です、でもまた次の機会に」
「あらあら、ではまた次の機会に」
部長とアーシアは苦笑いしているが、小猫ちゃんと朱乃さんはそんなことを口にしていた
ーーーーーーーーーーーーー
「あ゛ぁ゛〜〜癒されるぅ〜〜」
俺は温泉に入り、そう呟く
あー、やっぱり温泉は最高だ。湯加減は最高だし、脚も伸ばせる、しかも家での風呂よりもこっちの方が気持ちよく感じるしな
「イッセー君、そんなことをしても意味ないよ?」
「ウッセェ!イケメン!これも修行のうちだ!!」
祐斗の言葉にイッセーはそう言う。イッセーはさっきから壁に張り付いて壁を凝視していた。何をしているのかわからんが、とりあえずわかるのはアホなことをやろうとしていることだけだ
「彼、透視能力でも身につけようとしてる
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ