暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D暁の滅龍魔導師が守りたいもの
2章戦闘校舎のフェニックス
2章3話山での合宿、修行、夕食ときたら露天風呂
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「うふふ。殿方のお背中を流してみたいかもしれません」

朱乃さんも、何言ってんだ!?

「アーシアは?愛しのイッセーとなら大丈夫よね?」

すると、部長の問いにアーシアは顔を真っ赤にしながらも小さくコクリと頷いた

アーシアぁぁぁぁ!?君はいつからそんな暴走する子になったんだ!?

「最後に小猫、どう?」

「いやです」

小猫ちゃんは両手でバッテン印をつくり、即断する

ふぅ、よかった、小猫ちゃんはまともだった

そう安堵した俺だったが、小猫ちゃんは次に爆弾を投下した

「・・・アレン先輩なら、構いません」

「ブッ!!ゲホッゲホッ!!」

俺は堪らずに飲んでいた水を吹き出してむせてしまう

そして俺は女子メンバーを見ると・・・って、なんだ、その顔は!?

「小猫がそこまで懐くなんてね、小猫から一緒に入ってもいいっていうなんて思いもしなかったわ」

「私も構いませんわ。むしろアレン君のお背中を流してみたいですわ。」

部長も、朱乃さんも何言ってんだぁぁぁっ!?

「イッセーは残念ながら無理ね。でも、小猫も朱乃も大丈夫って言っているし、アレンだけでも一緒に入らない?」

「クッソぉぉぉ!!別に羨ましくなんてないからな!!」

なんてことを部長は聞いてくる。そしてそれを聞いたイッセーは血の涙を流しながら一人先に温泉へダッシュしていった

っていうか、なんでこんなにもうちの女性陣はオープンなんだよ!!

クッソ、こうなったら!!

「おい、祐斗!とっとと裸のお付き合いをするぞ!!」

俺は優雅に紅茶を飲んでいる祐斗の腕を掴み、足早に温泉へ急ぐ

「あ、アレン君!?まだ紅茶が飲み終わって・・・」

「うるせぇ!!さっさといくぞ!!」

俺はそう叫んで風呂場に向けて退散した

しかし、リビングから出る直前、後ろから不穏な会話が聞こえた

「・・・残念です、でもまた次の機会に」

「あらあら、ではまた次の機会に」

部長とアーシアは苦笑いしているが、小猫ちゃんと朱乃さんはそんなことを口にしていた


ーーーーーーーーーーーーー


「あ゛ぁ゛〜〜癒されるぅ〜〜」

俺は温泉に入り、そう呟く

あー、やっぱり温泉は最高だ。湯加減は最高だし、脚も伸ばせる、しかも家での風呂よりもこっちの方が気持ちよく感じるしな

「イッセー君、そんなことをしても意味ないよ?」

「ウッセェ!イケメン!これも修行のうちだ!!」

祐斗の言葉にイッセーはそう言う。イッセーはさっきから壁に張り付いて壁を凝視していた。何をしているのかわからんが、とりあえずわかるのはアホなことをやろうとしていることだけだ

「彼、透視能力でも身につけようとしてる
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