嫌な出来事
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くてしょうがない、だが本人は何も抱いていない。閃輝にとって千冬は唯のクラスの担任、それ以上でもそれ以下でもない。一夏と呼ぶ千冬に何を言っているんだと言いたげな顔をして口を開く。
「だから何を言っているんですか貴方は。私は霧雨 閃輝、一夏と言うのは貴方の弟か何かですか?ならば他人の空似です」
「そんな事があるはずがない!!お前は、お前は私の家族の一夏だ!!」
「私に、貴方のような姉はいませんよ。私にいるのは霧雨 闇夜という素晴らしい兄と霧雨 魔理沙という素敵な姉だけです」
今度こそ失礼しますと肩を掴む千冬を振り切って応接室から出て行く閃輝はお茶会の会場となっている筈の自分と咲夜の部屋へと足を進めた。あの教師の所為で嫌な気分でなってしまった、美味しいお茶で気分を直そうと言うのか向かう足取りは早かった。
「そいつらが、私の一夏、を変えたのか……?霧雨、闇夜、魔理沙ぁ……!!!」
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