ガンダムW
1515話
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これからどうするかだけど……暫くは表に出ないのよね?」
ピザを食べながら尋ねてくる凛に、頷きを返す。
「ああ。表に出ないというか、出られないと表現するのが正しいな。出来れば早いところ表に出たいんだが」
ガンダニュウム合金を入手するにしても、ノベンタの庇護下にあるというのは最良だろう。
コロニーとの融和を重視しているノベンタだから、上手くいけばヒイロ達をこっちに引き込む事も可能かもしれない。
原作だとノベンタを始めとするコロニーとの和平派を一網打尽にしてしまったヒイロだったが、この世界ではどうなるか。
俺にとっては色々な意味で評価の低い五飛だが、何気にこの戦いではトレーズの……より正確にはレディ・アンの策略を見破ってるんだよな。
そう考えれば、五飛も多少は評価が上がるか?
……ただ、敵の作戦を見抜く目があっても、すぐに敵に付く奴を信用する気にはなれないけど。
「この世界で魔術についてはどういう扱いなのかを調べる必要もあるでしょうしね。……神秘の秘匿をしなくても魔術基盤云々とかその辺を考えなくてもいいのなら、色々な意味で助かるんだけど」
ガンド・マシンガンが公の場で使われる事になるのは、出来れば止めて欲しい。
この世界でその辺の心配がいるかどうかは分からないが……それでも生身でマシンガンをぶっ放すのは、正直どうかと思うし。
「その点、あたしは楽だよな。どうしても派手な行為はないし」
「……いや、物干し竿を持ってる時点で十分に派手だと思うんだけど」
「俺も凛の意見に賛成だな。そもそも銃弾とかも簡単に斬り裂けるんだろ?」
サーヴァントの能力を考えれば、そのくらいは容易い。
綾子の場合は半サーヴァントだから、言う程簡単にって訳にはいかないだろうが。
そんな話をしながら、男が戻ってくるまで俺達は食事をするのだった。
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