【ネジおじさんとヒアシ伯父さん】
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アシは優しい眼差しを向ける。
「まだ正式に火影にはなっていないが...、うずまきナルトは確かに、日向を変えてくれたな、ネジ」
「───えぇ、あいつには本当に感謝している。鈍感なあいつがようやくヒナタの気持ちに気づいて、ヒナタを介して俺達とも繋がってくれて……。ナルトは俺にとって、“陽だまり”のような存在だ。いや……それは俺が言うべきではなくて、ヒナタにとってだろうけど。...落ちこぼれだったあいつが今や里の英雄で、火影になる事も決まっている。───なぁ父様、ナルトは俺の自慢の友であり、自慢の義弟だよ。きっと父様も、気に入ってくれているよな」
ネジはその時、迷いなく伯父のヒアシを真っ直ぐ見つめて微笑みを浮かべた。
「───・・・ネジよ、言うまでもないとは思うが私は、兄の方のヒアシだ。いくら双子とはいえ、お前に見分けられぬわけではあるまい」
「あ……、いや、ついその……、伯父、さんが、父様に見えてしまって。さっきから、父様のように優しい顔をしているから……」
ネジは気恥ずかしさで口ごもり、再び下向いた。
「はは…、良いのだ。ヒザシには悪いかもしれぬが、そう言ってもらえてお前の伯父としては嬉しい。───ヒザシもきっと、息子の自慢の友であり義弟を大いに気に入っているだろうさ」
「あぁ...、ありがとう、ヒアシ伯父さん」
ネジとヒアシは、互いに穏やかな笑みを交わした。
その日は新雪が降り積もり、日向家に遊びに来ていたボルトとヒマワリ相手に祖父のヒアシは少々手を焼かされていた。
後からすぐネジも呼ばれて離れからやって来ていたが、ヒアシが祖父として孫のボルトとヒマワリを見つめる眼差しは優しく穏やかで、ネジにしてみると自分の父親を想い起こさせる。
……父様が生きていたら、きっとこんな風にボルトやヒマワリと戯れていたんだろう。双子で似ているから、どっちがどっちか混乱しただろうか。そんな事を考え、ネジは顔をほころばせた。
「ネジおじさーん、おれ達のこと見てばっかいないで、おじさんもこっち来て雪合戦しようってばさ〜!」
「あ、じゃあヒマはおじさんと組む〜!」
「ヒマワリ...、そこは“おじいちゃん”とじゃないのか……」
さっきまでボルトとヒマワリが組み、ヒアシは一人相手をしていたが、ヒマワリが自分とは組んでくれないようなのでつい寂しそうな声になった。
「ヒアシおじぃちゃんとは、あとで組んであげるよ!」
「ヒアシのじぃちゃんってば、おれよりヒマワリと組みたいのかよ〜。まあ、気持ちわかるけどさ? おれの妹はカワイイもんな! おじさんもそう思うだろっ?」
「あぁ、もちろん。幼い頃のヒナタに似て、とても可愛い」
「えへへ〜、お兄
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