第2話 出会い
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うにしていた。
それを見たメルトも戦闘態勢になり、エステルのかけ声で開始された。
メルトは牽制の為、何本か矢を放つ。
クローゼはそれを躱しレイピアならではの流れる動きでメルトに向かう。
メルトはそれを同じく剣で対応し、一旦距離をとった。
距離があいたら矢を放ち、近付いたら剣で相手をして遠近対応していた。
クローゼはレイピアでは埒があかないと感じたのかクラフト、ケンプファーを使った。
ケンプファーはクローゼのペット(?)である白ハヤブサを相手に突進させるクラフトである。
それを受けたメルトは予想外の奇襲で体勢を崩しクローゼがアーツの詠唱を始める。
「アクアブリード!」
その声と共に水の塊がメルトを襲うが視力、反射速度には自身があるため、体勢を崩しながらも攻撃を回避。
一気に距離を詰めクラフトを使う。
「いきます…!リュード!」
リュードは剣の背で相手を打ち上げ、宙に浮いた所を斬りつけ相手を飛ばすクラフトである。
そのクラフトをもろに受けたクローゼは壁に打ち付けられ、動けない所を首元に剣の刃を斬りつけない様に当てた。
「…勝負有りね」
「お見事です」
こうして模擬戦はメルトの勝利で幕を閉じた。
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