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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
絶望へ加速する未来
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いし、俺も構造は詳しくない。
 知っている人がいれば別だけど・・・」

「知らないね。」

「私も。」

ロキさんもミラさんも知らないようだし・・・

(わたくし)もお城様の構造についてはちょっと・・・・・・」

「お城様!?」

ユキノさんも知らないようだ・・・しかし、お城様って・・・(汗)

「早く脱出して、みんなに知らせたいのにな。」

「あい。」

「いや・・・それは少し待った方がいい。」

リリーとハッピーの言葉に、未来の俺がそう言う。

「俺もだけど、こっちのルーシィさんが、
 どうしても話さないといけない事があるから。」

「そうなのか・・・」

「少し、待ってほしい。」

未来のルーシィさんが話したい事・・・それは一体・・・。

「・・・・・・。」

ルーシィさんは、眠っている未来のルーシィさんをただ見ている。

「ルーシィ、そんなに思い悩む事ないよ。」

「うん。」

「たとえ君が2人になったとしても、僕が両方愛する事ができるから!」

「空気読んでくれる?」

ロキさん・・・ブレないな・・・(汗)

「うう・・・。」

「!」

「お。」

未来のルーシィさんが目を覚ました。

「大丈夫?未来ルーシィ。」

ハッピーは心配そうにそう言う。

「ここは?」

「お城の食堂です。」

「ここが今のところ、兵士達が来ない場所です。」

未来ルーシィさんの問いに、ウェンディと未来の俺がそう言う。

「城の中なのね・・・。」

「ええ。あなたが倒れましたし、怪我人もいますから・・・」

未来ルーシィさんの言葉に、未来の俺がそう言う。

「・・・・・・あたしの記憶だとね・・・奈落宮を脱出した後・・・
 みんな・・・王国軍に、また捕まっちゃうの。
 だからその前に知らせようと・・・」

未来のルーシィさんはそう言うのだった。

「未来のルーシィが体験した事実・・・という訳か。」

リリーがそう言う。

「何言ってんだ。あんな奴等に捕まる訳ねーだろ。」

「そうね・・・さすがにやられる気がしないわ。」

ナツさんとミラさんはそう言うのだった。

「あたし達は逃走中、エクリプスに接近しちゃうの。
 そのせいで魔法が使えなくて全員捕まっちゃう。」

未来のルーシィさんはそう言う。

「そりゃドジだな。」

「運が悪かったとしか・・・・・・
 “あの時”が来るまで、あたし達は牢の中にいた。」

「あの時?」

「「・・・・・・。」」

未来のルーシィさんと俺は・・・何か言いずらい顔をしていた。

「あの・・・未来のお兄ちゃんとルーシィさんは、
 ど
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