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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
絶望へ加速する未来
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ロキさんがそう言う。

「この国は・・・もうすぐ・・・」

「っ!!」

もう1人のルーシィさん(?)が倒れかけ、
もう1人の俺(?)が地面につく前に、体を支えた。

「おいっ!!」

「大丈夫ですかっ!?」

ナツさんとウェンディが駆け寄る。

「・・・寝ているみたいですね・・・。」

俺がそう言う。

「少し無理をさせてしまったか・・・。」

もう1人の俺(?)がそう言う。

「どうなってるんだ・・・一体・・・。」

「訳がわからん。」

ハッピーとリリーがそう言う。

「・・・・・・。」

ルーシィさんは黙ってもう1人のルーシィさん(?)を見ていた。

「ルーシィ。」

ミラさんが声をかけた。

「・・・・・・何か気味が悪いよ。何であたしが・・・」

「言いたい事はたくさんありますが、場所を変えて話します。
 俺について来て下さい。」

もう1人の俺(?)がそう言う。

「ナツさん、すみませんが、倒れたルーシィさんをお願いします。」

「お、おう、わかった。」

もう1人の俺(?)の俺の声にナツさんは
もう1人のルーシィさん(?)を担いだ。

「じゃあ、ついて来て下さい。」

「あ、ああ・・・ええっと・・・。」

もう1人の俺(?)を・・・何て呼べばいいんだ・・・?

「・・・闇分身だな。」

「!」

気付いていた・・・・・・俺だからか・・・?

「俺はお前を、過去の俺って呼ぶ。
 お前も、俺を未来の俺って呼べ。」

「あ、ああ・・・。」

「みんなも、そう呼んでくださいね?
 では、こっちです!!急いで!!!」

もう1人の俺・・・いや未来の俺の後に、俺達はついて行った。

「早くお城を出たいね。」

「ええ。信号弾を上げないと。」

ミントの言葉にシャルルがそう言う。

「ルーシィさんの救出成功って、ですね。」

「ああ・・・2人になるとは思わなかったけど。」

ウェンディとロキさんがそう言う。

「あと・・・もう1人、意外な人物もいるし。」

俺は走っている未来の俺を見てそういう。



































「どこだ、ここ?」

「食堂だと思います。今はここに兵士達は来ません。」

どうやら、安全地帯についたようだ。

「俺とルーシィさんで城にいる兵士達を
 何とかここに来ないようにしておきました。」

未来の俺がそう言う。

「でもできれば外に出てほしかったわ。」

シャルルがそう言う。

「これだけの人数だと、簡単じゃな
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