16. 命令 〜電〜
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ついているそうだ。それらの殲滅が最優先となる」
喉が痛くなってきた……足が震えてくる……あの人の名前を口にしないでくださいと、私の胸が悲鳴を上げた。
「あなた……まさか……ッ!!」
喉が痛すぎて声を出せない私の代わりに、赤城さんがロドニーさんに言い寄っていた。ロドニーさんの肩に手を置き、強引に自分の方に顔を向けさせ、彼女の顔を睨みつけていた。
それに対してロドニーさんは、言いづらそうにするわけでもなく……かと言って私達を挑発するでもなく……ただ淡々と、一番聞きたくなかった名前を口にした。
「作戦海域の資材集積地点にいる最終目標は、集積地棲姫」
「……ッ」
「集積地……さん……?」
「そして、それが操るPT子鬼群だ」
――ありがとうイナズマ! 元気でなー!! イナズマー!!!
集積地さん……電は、集積地さんと手を繋ぎたいのです。
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