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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星B
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の隔壁のようなものの奥に強いエネルギー反応が一つとその周りに敵性生物が3〜4万体が群がっている様子だった。
隔壁は頑丈で、スクワイエルのあらゆる兵器でもびくともしない。
ファーデット連隊長と話し合い、アントワープは艦隊司令部へ報告と指示を請うためにオルフェーリアへ連絡した。

「――――という事でして、どうしてもあの隔壁が抜けません」アントワープはディーに報告する。
「カミナガ中佐、何か良い案はないかね?」
あれは(ゲート)級BETAだよね。
オルタでは、カシュガルハイヴの最下層で、あ号標的のいる広間に通じる扉だったよな、確か。
タケルちゃんがこっち見て、知ってるよって顔してるし。
まぁ、俺も知識はあるからな。でもオリジナルハイヴの重頭脳級(固着型超大型頭脳種・あ号標的)ではなく、ヨコハマハイヴやエヴェンスクハイヴのようなハイヴの頭脳級(反応炉)しかいない場合でも門級がいたとは知らなかったな。
それともなんらかの影響でゲームとは状況が変わっている?

まぁ、これだけは間違いないのだけど―――「司令、今までの分析結果から推測すると、おそらくあれは最後の広間に通じる扉で、手前にある球体がカギになるはずです。」
「なるほど、それで頑丈なつくりをしているのだな。それで、どうしたらいいと思う?」
「ええ、おおよそ生物の活動のもとは微弱な電気パルス信号というのはご存知かと思いますが、あれもその摂理からは外れていないと思います。」
「なるほど、という事は感電させてやれば開くのかな?」司令はなかなか理解の早い人で助かるな。
「そうですね、おっしゃる通りです。絶縁体と思われる固い外殻からでは通電しないでしょうから、電極となるものを貫通させてから放電するとよいのではないでしょうか?」
「という事だ、アントワープ中佐、出来るかね?」
「はっ!了解致しました!」敬礼とともにアントワープの姿が3Dヴィジョンから消える。

――――そして20分後
「こちらロアーヌ01、HQ!恒星標準時18時36分、最下層にてエネルギー貯蔵施設らしきものを発見および確保!現在残敵掃討中です。」アントワープから通信が入る。
「HQ了解!周辺に警備中隊配置後、ザカリス連隊を交代増援として向かわせます。」
CPオペレータが作戦の状況を確認しつつ応答する。
「ロアーヌ01了解!ロアーヌ全機!あともう少しで帰還だけど最後まで気を抜かないように!気を抜いた子は死神に拉致されてしまいますからね!つまり死ぬという事よ。新兵は特に気をつけなさい!」
「「「「「ラジャー!!!」」」」」

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