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〜異世界BETA大戦〜 Muv-Luv Alternative Cross Over Aubird Force
激戦のロドリグ星B
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プを始め、多くのオルキス軍パイロットは同じ感想を持っていた。
リンク通信は続いて―――――
「突入は第14機動師団からとする。なお艦隊からのスキャンによると敵の本拠地には
横杭道
(
シャフト
)
がいくつも掘られてある事がわかっており、もたつくとデトロワ軍が接敵後に包囲殲滅される恐れもあるのでなるべく前線に急行せよ。第14機動師団はデトロワ軍の連絡後5分刻みで1個連隊づつ突入を開始の事。突入順序は各師団長に一任してあるので、オペレーションタブ6549−01を開封せよ。作戦開始3分前!」
アントワープはオペレーションタブを開いて思わず笑みがこぼれた。
「幸先いいですね。みんな!うちの連隊が先陣の栄誉を賜りました!フリージア、クルーズ、ローブ大隊の順で突入します!」
「「「「「「ラジャー!!!」」」」」」
「先行デトロワ軍作戦開始、予備砲撃を敢行しつつ前進中。・・・敵増援が
門
(
ゲート
)
へ上がって来ます。数およそ10万!」
「1/3が迎撃に上がって来たわね。デトロワのスクワイエルは120機程度だったかしら?ランディール中尉どう思う?」
「はい、データによるとダインRが84機、ゾフィエルUが43機です。短時間ではあまり深くは行けないかと。」
「そうですね。わたしはそう時間がかからずに彼らが包囲されて混乱するとみています。旧式スクワイエルの1個連隊強くらいではあの数の暴力に抗しきれると思えない。」
「まったく姿かたちもそうだけど生態すら考えただけでゾッとする敵ね。嫌悪感しか覚えないわ。」
「はい、全くです!」
そして、そうしているうちにアントワープ機のVR投影に青いシグナルが点滅する。
「さぁ、みんな出番よ!各員全力で敵を排除せよ!だけどデトロワ軍の救援も任務のうちですからね!フリージアからわたしの後に続いて!!」
「「「「「ラジャー!!!」」」」」
ロアーヌ連隊の機体が続々とハイヴの門へ突入していく。
するとA層の最深部付近でデトロワ軍が激しい戦闘を繰り広げている。
デトロワ軍は突入してからB層までは快進撃していたが、B層の最深部まで来るとC層方面やあらゆる横穴からBETAが湧き出してきて戦線は停滞した。
ロアーヌ連隊が到着した際も、対応しているデトロワ軍は半狂乱状態になりながらも必死に応戦していた。
そしてロアーヌ連隊機のレーダーに反応しているデトロワ軍スクワイエルの機数も当初の半数となっていた。
「これはひどいわね。フリージア大隊とローブ大隊は敵を押し返して!クルーズ大隊はデトロワ軍の支援と周辺警戒!」アントワープは即座に判断して配下の各大隊へそれぞれ指示をした。
すると、今まで押されかけていた戦線が次第に好転し、あっという間にC層入口まで押し返した。
「こちらはオルキス軍第14機動師団のロアーヌ連隊アントワープ中佐で
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