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エクリプス(機動戦士ガンダムSEED編 )
第29話 まなざしの先
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。」

連合軍幹部将校B
「間に合うのかね?」

サザーランド
「いきなり最深部まで入られたりはしませんよ。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

警報が鳴り響く。

マリュー
「うっ!」

ナタル、パル
「あ!」

クルー達
「えっ!」

パル
「統合作戦室より入電。」

マリュー
「サザーランド大佐!これは!」

サザーランド
『守備軍は直ちに発進!迎撃を開始せよ!』

マリュー
「ぇ!」

ノイマン
「ぁ!」

ナタル
「ぇ!」

サザーランド
『してやられたよ、奴等は直前で目標をこのジョシュアへと変えたのだ。』

Sideout



ザフト軍の攻撃が始まった。



Side ラウ・ル・クルーゼ

クルーゼ
「さて、この舞台の主役、どれほどの大物か見せてもらうぞ。」

Sideout



Side マリュー・ラミアス

マリュー
「これで戦えと言うのも酷な話だけど、本部をやらせるわけにはいかないわ。」

ノイマン
「艦長!」

マリュー
「総員第一戦闘配備。アークエンジェルは防衛任務の為、発進します!」

トノムラ
「くそー、キラもコウキさんも居ないのにどうやって…」

マリュー
「ぅ…」

光輝
『こちらはザフト軍、地球軍は降伏したまえ。
サザーランド大佐、応答しろ。降伏すれば将兵の命は保証する。』

マリュー
「この声は…。」

フラガ
「コウキの声だな。」

「「え!」」

パル
「コウキさんからの通信です。」

マリュー
「繋いで!」

光輝
『お久ー。』

マリュー
「これはどういう事?」

光輝
『ザフト軍に見えるでしょう。
でもこれは、今まで生捕りにしたモビルスーツで、ミスリルが遠隔操縦しているんだ。
今、アラスカ本部の統合作戦室にいるんだが、連合軍の幹部連中は全て逃げ出した後さ。
各部隊への指示は、テープの録音だ。
今からテープを退避命令に置き換える。
アークエンジェルはユーラシアの軍と退避してくれ。』

フラガ
「どうなっている。」

光輝
『ザフト軍の作戦が漏れていて、ユーラシアの軍とアークエンジェルは囮に使われたのさ。
奮戦虚しく戦ったが、敗れて止もう得なく、アラスカ基地は自爆。
地球軍の書いたシナリオだ、幹部も一緒に自爆するなら、将兵もまだ納得出来るだろうが、
地球軍の幹部将校は、真っ先に逃げ出している。
テープを入れ替えた。アークエンジェルはテープに従い退避すればいい。』

「「…」」

光輝
『地球軍のシナリオを逆手に取って、ブレイクしてみせる。』


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