59.第九地獄・死中活界
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ってのは重いもんだ。何なら緊張が解ける魔法の言葉、使うか?」
「やめとく。あ、いや待てよ?ちょっと思いついちゃった」
一つ、俺は思い間違いをしていたのかもしれない。今のような状況の場合、自分が生き残る事を優先して考えると絶望しか見えない気がするが、生き残る術をきちんと考えれば勝機がちゃんとある訳だ。すなわち――。
「――ってな感じでマイナーチェンジしたらどうかね?」
「………啖呵としちゃ弱いが、お前らしいか」
ふっ、と小さく笑ったオーネストが剣を掲げ、俺もそれに合わせて鎌を掲げ、二つの切っ先が同時に黒竜へと突き付けられた。
「「俺達の求める未来に、黒竜は要らない」」
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