2章戦闘校舎のフェニックス
2章2話修行始めます
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「アレン先輩は天然の女たらしです!!」
「ちょっとそれは酷くないか!?」
こうして、非常に動きの良くなった小猫ちゃんに何か誤解をされながら格闘訓練を再開させた
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『レッスン5』部長と筋力トレーニング・・・だが
「っと、思ったのだけれど、アレンは筋肉はかなり付いているし、基礎の体は誰よりも完成されているわね」
部長は俺の体を見て、そう言って嘆息する。
「これじゃあ、私が提示しようとしたトレーニングだと足りないかもしれないわね、アレン、普段はどれぐらい鍛えているのかしら?」
「えーと、毎日ランニングを20キロ、あとは武術の鍛錬に筋トレ、それと最近はティアとの戦闘訓練あとは神器の修行ですかね、昔は魔物やはぐれ悪魔相手に戦ってましたね」
「・・・よ、予想以上ね。それ普通の人間なら死んでると思うわ」
「そうですかね?」
「普通は、ね」
部長はそう呆れた風に言うと、ため息をつく
「それで、みんなと修行してどうだった?」
「そうですね、祐斗はまだ攻撃が軽いってのが問題で、これは小猫ちゃんにも言ったんですけど、祐斗も小猫ちゃんは二人とも攻撃が単調ですね。朱乃さんは魔力量や魔力の扱いは秀でていて、今でも十分強いと思います。アーシアの回復能力は他の回復薬に比べたらはるかに高いので、そこを鍛えていけばいいかと、イッセーはまあ、単純に筋トレですね。」
「そうね、確かにイッセーは魔力が少ないから単純に体を鍛えて神器で強化した方がいいわ。でも他のみんなのこともよく見てたわね、私は気づかなかったわ。いいアドバイスをありがとうね」
「まあ、四人とも才能はありますし、鍛え方さえ間違わなければものすごく強くなりますよ」
「そう、あなたにそう言ってもらえるとなんか、安心できるわね・・・っと、ちょっと待ってて」
部長は感心したような表情をする
そして話を止め、向こうで筋トレをしているイッセーの方に向かう
イッセーは俺が来た時からずっと筋トレをしていた。
「イッセー!腕立ては終わったかしら?」
「は、はい部長」
「じゃあ、次はその岩を背負って、うさぎ跳びをやりなさい」
「オースッ!!」
イッセーは声を張り上げると巨大な岩を背負ってうさぎ跳びを始めた
「アレンはどうする?イッセーと一緒に特訓する?」
んー、イッセーと一緒に特訓もいいんだが、みんな、今修行中で疲れてるだろうからなー
そうだな。
「いえ、俺はちょっと別のことを、部長、この山って何か食料になるものってありますか?」
「食料になるもの?うーん、そうね、ここら辺だと山の中だと猪がいてあとは山菜もとれるわね、それと川では魚が釣れるわ」
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