2章戦闘校舎のフェニックス
2章2話修行始めます
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は引き続き魔力を集中させる練習をするんですよ。魔力の源流はイメージ。とにかく頭に思い浮かんだものを具現化させることこそが大事なのです、アレン君はイッセー君とアーシアちゃんに何かアドバイスとかをしてあげてください」
俺たちは朱乃さんの言葉に頷く
イッセーは魔力の集中を、アーシアは火や水の操作を、俺はアーシアのアドバイザーをすることにした。イッセーの方は朱乃さんが付いているからなんとかなるだろう
「うぅ、何かを具現化するといっても、なにを思い浮かべればいいか、わからないです」
「アーシア、そんなに難しく悩む必要はない。まずは簡単なものを想像すればいい。例えば」
俺は手のひらに氷の花を作り出す
「うわぁー、綺麗です」
「こんな風に花とか、何かのマークとかを思い浮かべてやればいい、それからどんどん複雑なものを想像し作ればいいさ、さっ、もう一度やってみようか」
「はい!!」
そしてしばらくアーシアは魔力操作を頑張っていた
俺はイッセーのことが気になったので、ちらりとイッセーの方を見る
すると、朱乃さんに何か耳打ちをしており、それを聞いた朱乃さんが笑った後、何かを取りに行き、しばらくたち、野菜を抱えて持ってきていた
イッセー、お前野菜を使ってなにする気だ?
と、まあ、イッセーのやることは気になったが、アーシアは魔力操作がそこそこできるようになった
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『レッスン3』アーシアと神器修行
神器に関しては部長よりも俺の方が詳しいため、アーシアに神器について軽くレクチャーすることにした
ちなみにイッセーは先に小猫ちゃんとの訓練をしに行ったため、今は俺とアーシアしかこの場にはいない
「じゃあ、アーシア神器ってのはどういう時に一番力が発揮されると思う?」
「えっと、誰かを想う気持ちですか?」
「正解、神器ってのは人の想いに応えて力を発揮することができる。例外もあるが、大体の神器はそうだ。そして、神器にはある一つの領域がある」
「一つの領域、ですか?」
アーシアは首をかしげる
「ああ、それは禁じ手、禁手化と言って、神器の性能が桁違いに上がることを言うんだ。アーシアの『聖母の微笑み』ならおそらく今までとは比にならないほどの回復の力を発揮することができるはずだ。それと普通の禁手化じゃないのもある、それは亜種と呼ばれていて本来の禁手化とはまた違う進化をすることを言うんだ。こっちの方は予測ができないしどんな力を発揮するのかもわからない」
「へぇー、アレンさん、説明がすごいわかりやすいです!」
アーシアはそう感心したように呟く。理解してもらえて何よりだよ。
「それで、イッセーさんやアレンさん
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