2章戦闘校舎のフェニックス
2章2話修行始めます
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囲も見るんだ」
祐斗にそう言われても、すぐにできるわけもなくイッセーはまた頭をコツンと打たれていた
「さて、じゃあ、次はアレン君だね」
「ああ、よろしく頼む」
俺と祐斗は木刀を構える
「ハッ!!」
すると、先手必勝ばかりに祐斗が俺に斬りかかってくる、正確に俺の頭部を捉えているが
「動きが単純すぎるぞ!!」
俺は木刀をいなし、体をひと回転しその反動で横薙ぎに大きく振るう
「くっ!!」
祐斗は横っ腹にあたる直前に後ろに大きく飛ぶことで回避するが着地した瞬間、『騎士』の速度を生かし再び俺にふかく切り込んでくる
「甘い!!」
俺はそれを木刀で受け止め鍔迫り合いをする
「ッッッ!!まさか、今のを受け止めるなんて・・・君は魔法や銃が得意じゃなかったのかい!?」
「残念ながら、俺は剣も得意なんだよ!!」
俺は全力の力で祐斗を木刀ごと後方へと大きく飛ばす
「そこだ!!」
「なっ!?いつの間に!?」
俺は木刀を鞘に納めるように構え、祐斗の懐に一瞬で潜り込み首めがけて抜刀する
祐斗は避けられないとわかったのか木刀で防御しようとするが、それが間に合うよりも疾く俺は首筋に刃を添えて、軽く首筋に当てる
「・・・参ったよ、降参だ」
祐斗は降参を認め、その場に木刀を落とす
「いや、驚いたよ。まさか、居合を使ってくるなんて、しかもあの速度僕でもギリギリ見えたぐらいだよ」
「祐斗、お前の攻撃は全てが型にはまり過ぎてシンプルだ、だから全てに対策ができてしまう、だから、少し変則的な動きも入れてみろ。それと攻撃全てが軽い。今言った二つを重点的に鍛えてみろ」
「・・・確かに軽いとダメだよね。うん、アドバイスありがとう。でも、アレン君は普段は刀を使わないはずなのに戦い慣れている僕に圧勝するなんてね」
「俺も戦い慣れてるんだぜ。それと、自信なんざとっとと捨てろ、そんなのは命取りにしかならない。常に最悪の事態を考え、それを引き起こさないために行動しろ。でないと、いざという時に死ぬぞ?イッセー、お前もだ」
「お、おう」
「・・・君が言うと説得力があるね」
イッセーは間の抜けたような声で答え、祐斗は苦笑いをする
「しかし、驚いたね。君の剣技は僕をはるかに上回るよ。速度で圧倒している僕に技術と頭脳で倒して、てっきりテクニックタイプかと思えば、さっきみたいにスピードやパワーも兼ね備えているなんて、まさにオールラウンダー、君みたいな人が近くにいて助かるよ、僕も剣術を鍛えることができるからね」
「アレン、お前剣術もできるなんてな、すげぇよ、今度俺も鍛えてくれよ」
祐斗とイッセーはそう言ってくる
まあ、祐斗は弱くはない、むしろ鍛え
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