暁 〜小説投稿サイト〜
ハイスクールD×D暁の滅龍魔導師が守りたいもの
2章戦闘校舎のフェニックス
2章2話修行始めます
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ら、イッセーなんか今の言葉聞いて顔が死にかけの人見たくなったぞ

「イッセー、頑張れよー」

「イッセー君、頑張ってね」

「・・・お先に」

俺と祐斗、小猫ちゃんは部長達に追いついてイッセーに言葉を送る

「うおぉぉぉりゃぁぁぁぁ!!!」

イッセーは全身に力を入れて一気に山道を駆け上る

しかし、目的地である別荘に着くまでイッセーは俺たちに追いつくことはなかった


ーーーーーーーーー

「さあ、ここが10日間修業する別荘よ」

「・・・これどう見ても屋敷だと思うんですが」

俺は目的地である別荘を見て思わずそう呟く

俺の目の前に建つ別荘はもはや、別荘とは呼べるものではなく、屋敷と形容したほうがいいぐらいのサイズのものだった

しかも周りは木々に囲まれ、大きな池もある、今更ながら、グレモリー家の凄さを実感した

にしてもここの環境は素晴らしいな

『ええ、そうですね。空気も澄んでいて、人間にはバレないように結界も張ってあります。おそらく人間界では最高レベルの修業場所でしょう』

俺の相棒もこの環境に高評価をつけるほどだった

そして、俺とイッセーと祐斗は一つの部屋に案内されるが、イッセーは水を一杯飲んだ後、床に倒れこんだ

「・・・やべ・・・めっちゃ、きつい・・・」

「お前が無理に対抗心を燃やすからだろうが、自分の体力を考えてからやれよ」

「なん、で、お前は、そんなに・・・ケロっとしてんだよ?」

「数週間前まで普通の人間だった奴と一緒にすんな、俺は結構鍛えてんだよ」

俺と祐斗は倒れるイッセーを放置して動きやすい服装に着替える

俺は中に袖なしのインナーシャツを着込んでいたため、シャツを脱いでズボンを履き替えれば終わりだ

祐斗とイッセーはジャージに着替え始める

「・・・アレン君の体、凄い鍛えられているね、普段は服に隠れているからわからなかったけど、かなりの筋肉だね」

「そりゃどうも、ほら、早く着替えるぞ、多分、部長達は外で待ってるはずだ」

俺はそう言いながら動きやすい服装に着替え、部長達がいる中庭へと向かった


ーーーーーーーーー


『レッスン1』木場祐斗との剣術修業



「よっはっ」

「おりゃ!おりゃぁぁ!」

俺の目の前ではイッセーと祐斗が木刀で打ち合っていた

イッセーは力一杯木刀を振るうが、その全てが軽くいなされていた

イッセーの奴、あのままじゃあ、一発も祐斗に当てられないな、まず、力みすぎだし、構えが全然なってない

バシッ!

すると、また木刀を祐斗にはたきおとされた、もう何回めだろうな、あれ

「そうじゃないよ。剣の動きを見るだけじゃなく、視野を広げて相手と周
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