第3章:再会、繋がる絆
第72話「再現された“闇”」
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すぐに体勢を立て直し、剣を暴走体の背後から襲わせる。
創造した剣で直接奏を掴む腕を攻撃してもいいが、それでは奏を盾にされてしまう。
「はっ!」
背後からの剣を障壁で防いだ暴走体の頭上を取り、剣を振り下ろす。
同時に、椿の矢が下から放たれ、上下からの挟撃と成す。
―――“Blitz Action”
「なっ....!?」
しかし、それはフェイトの移動魔法によって躱される。
幸い、椿の矢と僕は直線上にいた訳ではないので、フレンドリーファイアはなかった。
「ぁあっ!?」
「くっ...!?」
僕の斜め真後ろに移動した暴走体は、僕に向けて奏を投げつけてきた。
咄嗟に受け止めたが、それが悪手だった。
「......!」
―――呑まれろ。
暴走体の口がそう動いた瞬間、僕と奏を囲うように魔法陣が展開される。
おまけに、僕と奏をまとめてバインドで拘束してきた。
その魔法陣に触れた瞬間、僕の意識は遠のいていった。
「優輝!?奏!?」
―――戦場に、二人の姿はもうなかった。
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