ターン60 蹂躙王と怪異の演目
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れがたった1人で出ていこうとするのを引き留めるどころか、何もすることができないのか。そんな悔しさがあふれる声音だった。
最後にその姿に手を振り、再び前を向く。さて、どこに行く?何も決めてはいないが、遊の言葉を信じるならばこの世界のどこかにユーノがいるはずだからそれを探すのもいいだろう。それに、あの赤く宙で光る隕石のことをなんとかして調べてもみたい。壊獣の出現にあの隕石の力が関係していることを考えると、暗黒界の暴走とやらにも無関係ではないはずだ。
いずれにせよ、まずはその暴走したという暗黒界の様子を見に行ってみよう。とにかくこの目で確認しないことには何とも言いようがないし、軍を作るほど組織だって動いているのならばそこに情報も集まるはずだ。うまくすれば、ユーノの消息も手に入るかもしれない。
方針、だなんて大げさなものでもないが。とりあえずの目標を決め、レッサー・デーモンが最初に飛んできた方向に見当をつけて歩き出した。
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