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遊戯王ARC-V 千変万化
第5話
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ーブ】さ。【神秘の中華鍋】は自分フィールドのモンスターをリリースしてその攻撃力か守備力分のライフを回復し、【シャイニング・アブソーブ】は相手の光属性モンスターの攻撃力分、オレの場のモンスター全ての攻撃力がアップする。そして、【中華鍋】と装備カード以外で特殊な演出のない攻撃力アップ系のカードをチェーンさせると大体こんな演出になるんだ」

この演出に会場中が大いに盛り上がる。零児は最初は困惑していたけど、ソリッドビジョンの新たな可能性に興味が向いたみたいだな。

「さあ、カバゴンが壊獣を止めてくれるよ。【下克上の首飾り】をカバートークンに装備してバトルだ。行け、カバゴン達!!」

2体のカバートークンが周りに被害が出ないように押さえつけ、【下克上の首飾り】を装備したカバートークンがタックルでジズキエルをぺしゃんこにする。更にタックルの衝撃で零児が吹き飛ぶ。

「【下克上の首飾り】は通常モンスターにのみ装備でき、相手よりレベルが低い時、レベルの差かける500ポイント攻撃力がアップする。レベルの差は9で4500アップだ」

カバートークン ATK3300→7800
零児 LP4000→0

壊獣を止めて満足したのか、ぽんと軽い音と共に煙となってカバートークンが元の大きさに戻って締めのダンスを踊る。オレも一緒にダンスを踊ってポーズを決める。満足したのか、またもとの大きさに戻るときのようぽんと軽い音と煙となって消える。

「皆、楽しんでもらえたかな?環境の変化について来れずに自信を失っている子も居ると思うけど、恥じる必要はない。ペンデュラムやエクストラデッキを扱わなくたって、こんなことが出来る。デュエルは無限の可能性を秘めているんだから。さあ、舞網チャンピオンシップ、開幕だ!!」

オレの言葉と共に花火が上がり、舞網チャンピオンシップが開催された。それにしても零児が何も言わないな、と思ったら倒れたままになっている。打ちどころが悪かったか?







赤馬零児の融合、シンクロ、エクシーズの連続召喚もすごかったけど、遊矢はその上を行くのね。と言うより、演出が上手すぎる。中華鍋を使わなくても、アブソーブを撃ってカバートークンで相打ち、残りでダイレクトでも良いし、サンダー・ザ・キングでジズキエルを戦闘破壊してカバートークンの攻撃でも良かったはず。それなのに、態々中華鍋を使ってそれを食べてパワーアップなんて演出をして更に装備魔法で攻撃力を上げるなんてね。意外と下克上の首飾りがカバートークンの衣装にマッチしている辺りが狙ってやったんでしょうね。

私の本来のデッキみたいだったな。『LL』モンスター、大空を自由にさえずり飛び回る鳥たちみたいな明るくて楽しいデッキ。あの子達にはこんな戦いのために使いたくないと思い、お兄ちゃんのR
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