ガンダムW
1512話
[1/5]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
俺が凛と綾子と再会した、次の日……俺の姿は、コルシカにあった。
コルシカ……地中海にある島で、フランスの領土の島だ。
同じように地中海にある島で有名なのは、やはりシチリア島だろう。
そんな場所に何をしに来ているのかと言えば、勿論俺のこの世界での機体になる予定のトールギスを入手する為に他ならない。
オットーだかワーカーだかいうOZの兵士がゼクスにコルシカ基地の倉庫に置いてあったと原作では言っていた。
それを目当てに来た訳だ。
急いで来たのは、4月に入ればこの基地はガンダムの襲撃を受けて壊滅すると分かりきっているという理由もある。
……ちなみに何故俺だけなのかと言えば、凛と綾子の2人は未だにベッドの上でぐっすりと眠っている為だ。
久しぶりの再会……それこそ凛と綾子にしてみれば数年ぶりの再会だ。
当然昨夜は2人共酷く乱れ、こっちも色々と頑張った結果、見事に凛と綾子は限界まで体力を使ってしまった。
そうなんだよな。ホワイトスターにいる時の調子で2人を抱いたけど、この世界には魔法球なんて便利な物が存在する筈もなく……結果として凛と綾子は体力切れとなってしまい、完全にダウンしている。
本来ならコルシカ基地には凛や綾子もやってくる予定だったんだが、そんな状況でやって来られる筈もなく、俺だけでやってきた訳だ。
ちなみに、当然ながら凛と綾子の2人が体力を消耗し……更に全裸の状況でベッドの上で眠っているのだから、いざという時の為に炎獣を護衛として置いてきた。
これでもし妙な奴が凛や綾子に手を出そうとして入って来ても、その事を後悔するだけだろう。
「それにしても……こんな場所にある基地なのに、警備がだらけてないな」
スライムを細くしてコルシカ基地の周辺に伸ばして警備がどんな様子なのかを確認してみたのだが、スペシャルズの連中はサボるような真似をせずにコルシカ基地の警備を続けていた。
別に厳重に警備をしている訳ではなく、あくまで通常の任務としての警備。
だが、それでもこのコルシカ基地のような場末の警備ともなれば、左遷されたとやる気が起きず、だらけていてもおかしくはなかった。
しかし、こうして見る限りではスペシャルズの人員は全くだらける様子はない。
連合軍の中でも文字通りの意味で最精鋭部隊だけの事はあるか。
それにスペシャルズの人員はノインが鍛えていた筈だ。
名前はちょっと覚えていないが、キャンサーとエアリーズの2機だけで連合の基地1つを落とすような者すらいる。
そう考えれば、やっぱりスペシャルズには多くの若い精鋭が揃っているのだろう。
ただ、原作だとこの基地の防衛にはスペシャルズ以外にも連合軍の将校もいた筈なんだが……まぁ、今のところはいいか。ともあれ……どうしたものだろうな。
い
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ