暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ガンダムW
1512話
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あるのはリーオーが大多数でエアリーズが数機のみ。
 いや、田舎の基地として考えれば戦力は充実している方か。
 コルシカ島にあるコルシカ基地だけに、パイシーズやキャンサーがあるかと思ったんだが……残念ながら、ここにあるMSはその2種類だけだ。
 それを確認すると、まずはエアリーズやリーオーの武装を収納していく。
 ここからは時間の勝負だ。
 周囲にはかなり人がいるし、防犯カメラ対策に顔を隠すヘルメットを被る。
 一応これもシャドウミラーの技術班が作った、いわゆる歩兵用プロテクターの一種だ。
 量産型Wの場合は最初からこのヘルメットを被っているが。
 そんな訳で、もし今の俺の状況をシャドウミラー関係者が見れば、恐らく量産型Wと間違う……かも?

「あれ? おい、ここにあったリーオー用の105mmマシンガンはどうした?」
「え? 知りませんよ。さっきそこにあったんですが……リーオーを使う兵士が持っていったんじゃないですか?」
「馬鹿野郎。俺はずっとここにいたが、そんな奴は誰も……おい?」
「はいはい、今度はなんですか」
「バズーカやライフルなんかもなくなってるぞ。おいおい、一体これはどうなってるんだ? くそっ! おい、すぐに司令部に連絡しろ! 今この基地では何か起きてるぞ!」

 そう叫んでいる年かさの整備員をそのままに、俺は素早く次の行動へと移る。
 少し離れた場所にあるエアリーズ用の武装も次々に空間倉庫に収納し、周囲に騒動が広まるよりも前にリーオーやエアリーズへと近づいて装甲へと触れ、収納する。

「おい、リーオーがなくなってるぞ!? 一体、どうなっている!?」
「エアリーズもだ!」

 叫んでいるスペシャルズの兵士達をそのままに、次々にMSを収納していく。
 こうして……最終的に、俺はリーオー1機、エアリーズ1機、トールギス1機、それらの使う各種武器や弾薬といったものをコルシカ基地から奪う事に成功したのだった。
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