ガンダムW
1512話
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、スライムを1mm以下の細さにして倉庫内に張り巡らせる。
……よし、誰も見向きもしないトールギスが収納されているだけの倉庫だけあって、特に警備システムの類は存在しない。
まぁ、ここまで入られるとは思ってもいないのだろうし、もし基地内に侵入しても、わざわざここに来るとは思ってもいないのだろう。
武器も、入手してもそのまま使える筈がない。
トールギスの本体がそのまま放って置かれている以上、当然のように武器だって整備はされていないだろう。
ハワードに接触する事が出来たら、トールギス本体だけじゃなくて武器も整備して貰う必要がある。
いや、武器くらいなら頑張れば俺も整備出来るだろうけど……W世界の武器を、初めて見る俺が整備するというのは色々と危険だ。
それも一般に流通しているリーオーやエアリーズの類ではなく、トールギスの。
そいう考えれば、やっぱり生兵法の俺がやるよりも、専門家に任せた方がいい。
「ともあれ……これはいただきます、と」
最初はビームサーベルが裏に装備されているシールドやドーバーガン、ライフルといった武器へと触れ、空間倉庫に収納していく。
……ビーム兵器のドーバーガンはともかく、ライフルの弾丸は出来れば欲しかったんだけどな。
ともあれ、トールギスの武器を全て空間倉庫に収納すると……当然のように次に収納するのは、本来の意味で今回の本番のトールギス本体だ。
この本体が消えてしまえば、もう時間との勝負になるだろう。
ここはコルシカ基地の中でも端の方にある倉庫だから、そうそう見つかるような事はないだろうが……それでも、トールギスのような機体が消えてしまえば、見つかるのは時間の問題だった。
そうである以上、このトールギスを入手したら後は素早く次の行動に移る必要がある。
即ち次点の目的でもあるリーオーとエアリーズを入手するのだ。
当然そんな事になってしまえば、このコルシカ基地でも大きな騒動になる。
多分……いや、恐らく……間違いなく、スペシャルズはこの事件以降はかなり厳しく施設とかの警備を固めて襲撃を警戒するだろう。
結果として、原作主人公であるヒイロ達がスペシャルズの基地に対する襲撃をしにくくなるかもしれないが、その辺はヒイロ達に頑張って貰うとしよう。
まぁ、ヒイロ達のガンダムがあれば、多少警備が厳しくても何とでもなりそうだが。
そもそも、今回の件でスペシャルズが襲撃を警戒するとしても、それはあくまでも個人の……生身で戦う工作員といった者に対する警戒だ。
俺がMSを使ってこの基地を襲撃でもしていれば、話は別だったのだろうが。
そう考えると、意外にヒイロ達が原作よりも苦戦するといった事はないのかもしれないな。
ともあれ……早いところこの基地からMSを入手して凛達の下
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