進路指導のウィザード
会談前の日々
[4/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
にて部隊展開していた。旧校舎オカ研部室には、グレモリー側全員・シトリー側はソーナと椿姫の二人で堕天使代表のアザゼル。天界側として俺がよく天界で会っているシスター・グリゼルダ、そして黒神からは学校組と愛紗・朱里の二人とされている。俺は部隊展開を終えてから部室へ入ってきたけどな。
「一ちゃん、今までどこ行ってたんだ?」
「何が起きてもいいように、ブラック・シャークを部隊展開していた。全員量産型聖剣エクスカリバーを所持してるんで、透明にて姿を消していて遠くから狙撃銃で待機組もいるけどな」
「何時も悪いな。軍展開出来るのは俺らやサーゼクスらが出来るんだが、ここは人間界だから俺らが展開するよりもブラック・シャークが展開した方が警戒心薄くなる。気配消しているし透明となっていても、監視させているのは望遠鏡とスコープで見ている奴らだしな」
「ここが冥界だったらそうかもしれんが、ここは人間界でいくらグレモリーが駒王町を管轄地としても実際は俺らの管轄だからな。既に展開完了となったから来た訳だが、ギャスパーは今回表なのか裏なのかどっち?」
「基本的には私ですが《一誠の旦那が許可出れば俺は表に出れる》勝手に私の口を使わないで下さいよ《おっと悪い悪い。許可されたと思ってたが、まだ俺の出番は無さそうだ》そう言う事なのでリアス先輩達は余り気にしないで下さい」
ギャスパーは基本的に表だが、もしも吸血鬼側から何か来たら闇ギャスパーの出番かもしれない。一見普通に見えるが、表裏一体なのか性格や一人称が変わる。で、ここにいるシスターは会った事がない者もいるんでな。ベールを深く被り、女優のような目鼻立ちがはっきりとした北欧的な顔立ちをした美人。二十代後半で柔和な表情と優しそうな雰囲気を出している。俺登場と共に改めて挨拶をする。
「挨拶が遅れましたが、私の名はグリゼルダ・クァンタと申します。この地域の天界スタッフを統括しておりまして、シスター・アーシアとは少し前にご挨拶出来ましたが皆様とはまだでしたので改めて今後とも何とぞよろしくお願い出来たら幸いです」
「俺とは天界でよく会っているが、イリナの上司とされている。アザゼル、ガブリエルのQって言えば分かるよな」
「話には聞いていたが、シスター・グリゼルダと言えば女のエクソシストだと五指に入ってたな。イリナの上司と言う事は自動的に一ちゃんの部下と言う事か?」
「恐れ入ります。堕天使総督様のお耳に届いているとは、織斑様からよく聞いておりましたが光栄の至りですわ。私の上司様はガブリエル様ですので、織斑様とは蒼い翼や天界関連でお世話にしております」
「俺の部下ではないが、三大勢力トップ陣との仲介役だからな。まあ天界側のスタッフを統括している転生天使を指示してるから、自動的にそうなるのか?」
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ