第1章 スタンダード次元篇
ペンデュラム召喚
第1話 烈火の一撃!! 焔の武装龍使い「焔龍牙」
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なかった。
「これもデュエルではよくあることだし、そのうち、いつの間にか使えるようになるだろ」
いまは住む場所であると、龍牙は考え込む。
「ヒマだな??????」
だが、すぐに退屈になってきたので、考えることをやめ、何かおもしろそうなことはないかと、デュエルディスクでチェックする。
「おっ、なんだ?」
一際盛り上がっている情報があったので、それを見る。
どうやら明日、アクションデュエル現役チャンピオンであるストロング石島のファン感謝デーでスペシャルマッチが行われるようだ。
「アクションデュエルかぁ。めちゃくちゃおもしろそうだな」
アクションデュエルとは、この舞網市で人々を熱狂の渦に巻き込んでいる、デュエルの最強進化系らしい。
デュエルの深い知識を持っている龍牙が知らない未知のデュエルなので、存在を知った龍牙は非常に興味があった。
「チャンピオンとやれるデュエリストはどんな奴なんだ?」
チャンピオンの相手の名前は榊遊矢。
どうやら、三年前、現チャンピオンを決定するデュエルをする日に行方をくらまし、不戦敗になった前チャンピオン、榊遊勝というデュエリストの息子みたいだ。
デュエル直前に行方をくらました榊遊勝に対する周囲の反応は、負けるのが怖くてデュエルから逃げ出した『卑怯者』、『臆病者』という認識だ。当然、その息子の榊遊矢も『臆病者』の息子ということで嘲笑されていた。
(行方をくらました、か??????これは??????デュエルではよくあることが起こったと見た!)
??????デュエルをなんだと思っているのだろうか。
龍牙は早速、スペシャルマッチを見るために、そのストロング石島ファン感謝デーが行われる舞網スタジアムの場所を確認するため、下見に向かうのだった。
―○●○―
舞網スタジアムの場所を確認した龍牙は適当にぶらぶらしようとしていた。
「さぁて、どうすっかなぁ──ん?」
舞網市にある大きな橋で、龍牙はとある少年を見つけた。少年は緑の前髪を持った赤の髪をしており、どこかの学校の制服の上着を肩にかけたいた。
少年はゴーグルをかけ、何かを眺めている。
「舞網スタジアム?」
少年が眺めていたのは、ちょうど、手すりからその全貌を眺めることができた舞網スタジアムだった。
少年はおもむろに首にかけているペンデュラムを手に取ると、眼前で左右に揺らし始める。
「何してんだ、こんなところで?」
「ッ!?」
少年のことが気になった龍牙は少年に声をかけるが、突然声をかけられたことに少年は驚き、手に持っていたペンデュラムを落としてしまう。
「おっと!」
間一髪のところで、橋の下の川に落ち
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