第1章 スタンダード次元篇
ペンデュラム召喚
第1話 烈火の一撃!! 焔の武装龍使い「焔龍牙」
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はその中からクリムゾンカラーのものを選んだ。それは、龍牙の瞳の色と同じものだった。
さらに、ベルトに装着可能なデュエルディスク用のホルダーも追加特典としてもらう。
『さぁて、他に牛島プロに挑戦するデュエリストはいないのかぁぁぁッ!』
カードショップの店長が他の挑戦者を募るなか、龍牙はカードショップをあとにする。
―○●○―
「強大な召喚反応?」
「はい」
とある部屋にて、二人の男性が話し合っていた。
一人は銀髪の青年。メガネをかけ、室内にも関わらずマフラー身につけていた。
もう一人はサングラスをかけ、スーツを着た男性。
「で? 召喚形式は?」
「はい。シンクロです」
「シンクロ召喚??????」
青年は男性から渡された端末を見る。
そこにはふたつのグラフが表示されており、一方のグラフが圧倒的に高かった。
その下には、『SYNCHRO』の文字。
「場所は?」
「街の一角にあるカードショップです」
「すぐに目撃者の証言などから、召喚者の身元を特定しろ」
「ハッ!」
―○●○―
牛島プロとデュエルした日の翌日、龍牙は今後の生活をどうしようか悩んでいた。
幸い、お金はあったので、安めのホテルに泊まり、一夜を明かした。だが、お金も無限にあるわけじゃないので、いつかは底をつく。
「さあて、どうしたもんかなぁ」
最悪、食事は山なり海なりで自給自足すれば問題なかった。問題は住む場所である。
いまはまだいいが、冬にでもなろうものなら、さすがに凍え死ぬ。
「おまえら、温かそうだなぁ」
龍牙は自分のデッキを見ながらつぶやく。
龍牙のデッキのモンスターは全て『AD』と呼ばれるカテゴリーだ。『AD』のモンスターは皆、ドラゴン族・炎属性のモンスターで統一されており、見た目も温かいどころか、火傷しそうなほど熱そうだ。
「????????????」
龍牙はエクストラデッキに入れているカードを手に取る。
《AD−ブレイズ・ブレード・クリムゾン・ドラグーン》を初めとした十五枚のカードがあった。
シンクロモンスター以外にも、融合モンスター、エクシーズモンスターのカードもある。
だが、《AD−ブレイズ・ブレード・クリムゾン・ドラグーン》とある一枚の融合モンスターとエクシーズモンスター以外のカードが名前以外が全て白紙だった。もちろん、召喚しようとしても、ディスクから『ERROR』のメッセージが出るだけだった。
なぜ白紙なのかはわからないが、龍牙は特に気にし
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