第22話 平和の国へ
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「あーら、まぁだ仰ってるんですか、そうではないと何度も申し上げたでしょ?
ヘリオポリスが地球軍のモビルスーツ開発に手を貸してたなんてこと、ウズミ様は御存知…
えっ?何でサハク家の事、ご存知なの…」
カガリ
「黙れ!そんな言い訳通ると思うのか!国の最高責任者が、知らなかったと言ったところでそれも罪だ!」
シモンズ
「だから、責任はお取りになったじゃありませんか。」
カガリ
「職を叔父上に譲ったところで、常にああだこうだと口を出して、結局何も変わってないじゃないか。」
光輝
「仕方ない。ウズミ様は、今のオーブには必要な方なんだ。
プラントとの関係改善、地球軍に与しない第3勢力をまとめ上げるには、彼の力量が必要だ。」
カガリ
「…」
シモンズ
「あれほど可愛がってらしたお嬢様がこれでは、ウズミ様も報われませんわねぇ。」
カガリ
「ふん…」
シモンズ
「さ、こんなおバカさんは放っといて、来て!」
オペレータ達
「起動電圧正常。システムチェック。…」
「CPU温間温度正常。…
「ナンバー7から183までオールグリーン。…」
シモンズ
「アサギ、ジュリ、マユラ!」
アサギ、ジュリ、マユラ
『はーい!』
キラ
「あっ!」
マユラ
『あぁ、カガリ様?』
ジュリ
『あら、ほんと。』
アサギ
『なーに、帰ってきたの?』
カガリ
「悪かったなぁ。」
シモンズ
「始めて!」
アサギ、ジュリ、マユラ
『はい!』
カガリ
「相変わらずだな。」
シモンズ
「でも、倍近く速くなったんです。」
カガリ
「けどこれじゃぁ、あっという間にやられるぞ。何の役にも立ちゃしない、ただの的じゃないか。」
アサギ
『あ、ひっどーい!』
カガリ
「ほんとのことだろうがー。」
マユラ
『人の苦労も知らないで。』
カガリ
「敵だって知っちゃくれないさ、そんなもん!」
ジュリ
『乗れもしないくせに!』
カガリ
「言ったな!じゃぁ替わってみろよ!」
シモンズ
「はいはいはい、止め止め止め!
でも、カガリ様の言うことは事実よ。だから、私達はあれをもっと強くしたいの。貴方のストライクの様にね。」
キラ
「えぇ?」
シモンズ
「技術協力をお願いしたいのは、あれのサポートシステムのOS開発よ。」
キラ
「あのー…。
出来てます、OS。」
シモンズ
「えぇ?」
光輝
「ブロック構造で、ナチュラル用OSを開発済みだ。
今はインターフェースがストライクになっている。
インターフェースのパラメータを、M1アストレイ用に修正しなければならないが。
基本構
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