464部分:第六十五話 魔性の杖その三
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はないがな」
ミロは慢心していなかった。このことは誰よりもよくわかっていた。
「技を二つ破った」
「あれがサタナキアのサリアか」
「恐ろしい男だ」
ミロの表情には油断も余裕も微塵もなかった。
「若し杖を破壊することを思いついていなかったならばだ」
「敗れていたというのだな」
「そうだ」
自分でもそのことをよくわかっているのだった。
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