463部分:第六十五話 魔性の杖その二
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瞬く間に形成は互角に戻ったのであった。
「杖を壊しそれにより私の技を破ったか」
「それは考えていなかったようだな」
「確かにな」
それを認めるサリアだった。
「杖を狙いそうして潰すとはな」
「どうやら杖は強くなってはいなかったのだな」
「そこまで考えてはいなかった」
サリアはそのことも認めた。
「杖は戦衣の一部だ」
「そうだったのか」
「アーレス様の御力により創られたもの」
それが戦衣だというのである。
「貴様等の黄金聖衣と同じ強度の筈だがな」
「並の聖闘士で壊せる代物ではない」
ミロもそれはわかっていたことだった。しかし彼はその杖を壊してしまった。そのことは彼が今果たした紛れもない事実であった。
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