46部分:第五話 デスマスク出陣その五
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「だから安心しろ。必ず来られるからな」
「そうか。ならいい」
「さて、それでだ」
また別の一人が仲間達に問うてきた。
「封印は何処だ?そんなもの見掛けたか?」
「いや」
「そんなのないぞ」
誰もがこう答える。
「封印封印っていうが」
「ここにあるんだよな」
「エリス様はそう言っておられた」
今実質的に狂闘士達を仕切っているのがエリスだ。だからこそエリスの言葉は今は彼等にとっては絶対のものになっている。疑うことすら許されない。
「では間違いがないな」
「しかし。何もない」
「記念碑はあるがな。こんなもの見てもな」
一人が忌々しげにライプチヒの戦いの戦勝記念碑をその手に持つ三叉の槍で壊そうとする。しかしこの時に急に彼は吹き飛ばされた。
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