暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1506話
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を行う為に、マブラヴ世界からホワイトスターに戻ってきているのだから。

「ああ。何と言っても、俺がやるのが一番確実だしな」
「……そう言っても、どんな世界に繋がるか分からないんでしょう? それこそ、もしアクセルでも生き残るのが難しい世界だったら……」

 心配そうなエリナ。
 まぁ、その気持ちは分からないでもない。
 エリナはナデシコ世界からやって来た人物であり、それはつまり俺がゲートを使って全く未知の世界に向かうといった行為を初めて見るのだから。
 けど、ミナトの方はそんなに心配していなかったんだけどな。
 この辺はしっかりと俺と深い関係にあるミナトとエリナの差ってところか?

「安心しろ。俺がそう簡単に死ぬような事になると思うか? 俺に物理攻撃は通用しない。もし俺をどうにかしたいのなら、それこそ魔力や気といったものを使う必要がある」

 まぁ、俺の念動力の危機察知能力を跳び越え、その上で魔法障壁をどうにかしなければならないけどな。

「でも……次に行く世界が魔法や気がないとは限らないでしょう? 実際。ネギま世界、門世界、Fate世界といった風に、魔力や気といったものがある世界に行ってるんだから」
「……門世界はゲートを使って転移した訳じゃなくて、向こう側の門からやって来たんだけどな。Fate世界の方も転移したのは俺の意志じゃないし」
「それでも、ネギま世界は行ったんでしょう?」
「そっちも、意図した転移じゃなかったんだけどな」

 ブルーコスモスやセイラン家の企みで暴走した感じのゲートでの転移だった。
 そう考えれば、もしかして普通に転移するだけで魔法のある世界にはいけないのでは? という思いがあった。
 いや、別に魔法のある世界に行きたくないって訳じゃないんだけど。

「ともあれ、大丈夫だって。それよりも今日は俺の送迎パーティをやるんだ。折角なんだし、エリナも笑顔で送ってくれ。……な?」
「もう、馬鹿」

 俺の言葉に何故か頬を赤く染め……この日の送迎パーティの夜は、エリナも俺達と同じ寝室で夜を過ごす……つまり、一線を超える事になる。
 まぁ、既に一線は超えてたんだけど。





 送迎パーティの翌日、俺の姿は転移区画にあるゲートの側にあった。
 周囲にいるのは、魔法球の中に入って昨夜……今朝方の疲れを癒やした恋人達。
 その中には、マブラヴ世界に出向中のスレイの姿も当然あった。
 スレイはまだマブラヴ世界に派遣されているのだが、今日は俺が未知の世界に転移する日だ。
 だからこそ、昨夜の送迎パーティに参加していたんだし。

「アクセル、気をつけて……とは言わないわ。ただ、最後に私達の下に……私の下に戻ってきてくれればいいから」

 そう告げるレモンと唇を重ねるだけのキ
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