進路指導のウィザード
夜桜×神聖魔族
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する事は確定である。すると騒ぎを聞き付けた魔族兵達が来たので、俺としては正直助かったと思った。バス運転手の俺を見ると交通整理し、王宮までの道を確保させてから中に入った。
「何の騒ぎかと思えば皇帝陛下ではありませんか」
「久しぶりだなフェルゼン。一昨日連絡入れたから知ってると思うが、外部から来た客共の案内人としてな。ザガト達も久し振りだが、交通整理ご苦労さん」
「へい皇帝陛下。何やら俺らも記憶改竄されてからは、皇帝陛下らしいですぜ」
「そのようだなバガムス。と言う訳でザガト達魔族兵とバガムスはコイツらを謁見の間へ、俺はフェルゼンと共に我が愛しの王妃達の様子見をな」
「畏まりましたぜ。さ、お客人達は俺らに付いて来い」
そう言う事で二手に分かれて、謁見の間へ行く奴らと王の間に行く俺とフェルゼン。入ると丁度昼食を食べていた王妃達と仲間達がいて、俺に気付くと手を止めていた。
「皆の者、我ら皇帝陛下が来てくれたぞ」
「リュート久し振り!」
「久し振りだな。我が愛し王妃達に愛しの部下達よ・・・・ところで例の件についてなのだが」
「それがまだ眠っているそうなのですが、どうやら次元パトロール隊第2課の者達が連れてきたそうなのです。報告書についてはこちらです」
「軽く聞いていたが、恐らく管理者達からの連絡により連れて来たのだろう。五人については皆の知っての通りだが、もう一人は新たな仲間となりそうだが情報共有は忘れずにな。それより外部から客が来たんで、昼食が終わり次第俺と一緒に来てくれ。天使・悪魔・堕天使の三大勢力トップとな」
現在の王妃だけなら七人だが王妃と一緒の役職をしている者は四人とされている。シャムシェル、ロクサーヌ、ルセリア、アフロディア、シャハル、ナディーヌ、ローレリア。
王妃と兼職している者はグラディス、アイシス、エメラリア、ネリスでそれぞれ元帥・護衛剣士・宰相・書記官兼魔術師。まあ救出後でも仕事としての肩書であり、現在住んでいる『魔』でもな。謁見の間へ到着後、格好はそのままだが手甲には神聖魔族の紋章が刻まれている。
ま、ずっとこのままと言う訳でもないから気にはしていない。ラッパ音が鳴り響き、俺と王妃達が来る事で近衛兵と魔族兵は片膝をついた。椅子は全部で俺と代理皇帝を合わせると九つあるが、着席と共に全員が座ると表を挙げたサーゼクス達。
「あー今の俺はここの皇帝陛下とされている。紹介するが、そこの天使・悪魔・堕天使の三人は三大勢力トップ陣である。天使長ミカエル、四大魔王の一人サーゼクス、堕天使総督アザゼル。皆の者、丁重に扱うように」
「なるほど。道理で他とは違うオーラを感じる訳か」
「人間界や冥界だと総司令官と呼ばれている一ちゃんだが、ここだと皇帝陛下とはランクアップ
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