クラピカヤンデレ IF
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てそこまで苦しんでいただなんて気づく事も出来なかった自分が恨めしく思った。泣き出してしまったクラピカ、そっと名を呼んだ。
「はい……」
「俺の為にそこまで悩んでいたくれたのか……そんな苦しんでいたのか……すまない……態々ホルモンクッキーまで手に入れて……」
「シャネル……」
「なあクラピカ、俺と一緒に暮らしてくれないか?」
その言葉はクラピカにとって驚きに満ち満ちていたものだった、あれだけの事をしてそんな事を何故言えるのかと素直に疑問に思った。
「正直俺の事を此処まで思ってくれる人なんてその、初めてだったし……その、俺もお前の事結構好きだし……修行中も割と何度か不覚にもお前にドキっとした事あったし……」
「そ、そうなのか……?で、でも私は……」
「クラピカ。俺の命は既にお前に預けてる、だったらお前の命、俺にくれないか?」
そう、ハッキリ言った。お前が欲しいと、クラピカに訪れるは喜びの嵐だった。もうこれ以上の喜びなどあるのかと思えるほどの……。
「ああ……貴方に、私の命を……不束者ですが宜しくお願いします」
「ああ、俺も宜しく……」
互いの身体を強く抱き締めあう、互いに対する思いが一つになってから初めての抱擁は酷く暖かいものだった……。
「あっクラピカ、今身体女じゃん。ぶっちゃけもう俺の自制心限界に近いんですが」
「奇遇だな私もだ……ってま、まさか……!?」
「する?」
「……ッッ!!!?や、優しくお願いします……」
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