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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十話 アスカの興味と必殺技
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それでもヴィータはアスカの事を認めている節がある。
「機会があったら、個人戦でもやってみようかな?」
なのはは、楽しみが増えたとばかりに笑顔を見せた。
エリオside。
いつの頃からだろうか?
アスカさんが夜中に部屋から出て行く事に気づいたのは。
六課創設時は、それこそクタクタになって泥のように眠っていたけど、最近は少しは余裕が出てきた。
その時に、アスカさんが夜中に出て行く事にボクは気づいた。
最初はトイレに行っているんだろうと思っていたんだけど、出て行ってから1時間は帰ってこなかったし、何より出て行く時間と帰ってくる時間が決まっている事が気になった。
夜中の2時から3時まで、どこかに行っているアスカさん。
ボクが気づいてから、ほぼ毎日どこかに行っている。
毎日何をしているんだろ?そう思ったけど、何か聞くのは悪い気がして言い出せなかった。
訓練が凄く厳しかった日やシグナムさんやシャッハさんとの訓練の日と、雨の日以外は毎日出て行っている。
そして、今日もアスカさんは音もなくベッドから出て、外に行った。
「……」
どうしても気になったボクは、アスカさんの後を付けようとベッドから抜け出した。
音を発てないように気を付けながら、部屋を後にする。
すぐにアスカさんを見つけて、その後を追う。
あれ?外に出るぞ。
寮から抜け出したアスカさんを、そのまま追う。
そのままアスカさんは海辺の方に歩いて行くけど……この方向って、訓練スペースがの方だ。
まさか、夜中の秘密特訓でもやるのかな?
そう思っていたら、アスカさんが急に立ち止まった。
慌てて近くの物陰に隠れて様子を伺う。
場所的には、訓練スペースにたどり着く前の防波堤付近だ。
「さてっと、やりますか。ラピ、タイマーセット」
《了解です。測定準備完了、いつでもどうぞ》
アスカさんとラピの声が聞こえてくる。
やっぱり秘密特訓みたいだ。
どうしよう……このまま見てちゃまずいかな?
ボクが迷っているうちに、アスカさんは右手を前に出してバリアを発生させた。
次にシールド、またバリアと交互に防御魔法を使っている。
暗い中、バリアの発光が辺りを照らし出す。
防御魔法の練習……あれ?でも何か変だぞ?
次々と魔法を使っているアスカさんに違和感を覚える。なんだろ?この違和感は。
そして、すぐにその正体に気づいた。
魔力反応を……ほとんど感じない!なんで!?
魔法はリンカーコアから魔力を抽出して具現化するんだけど、そのリンカーコアの反応が薄すぎる。
魔力回路の加速を使う事を前提にしても、それでも反応が小さ
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