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魔法少女リリカルなのはStrikerS 前衛の守護者
第二十話 アスカの興味と必殺技
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が入ってきやがった。
なんつーベストタイミングできやがるんだ、コイツは?
「あ、ちょうどよかった」
どうやらなのはも同じ事を考えていたらしい。
せっかく向こうからきたんだから、早いうちに決着をつけようって事だ。
「はい?何でしょうか」
「うん、少しいいかな?最近のアスカ君の事なんだけど…」
なのはが、アスカになぜみんなから魔法を教わろうとしているのかをストレートに聞く。
もうちょっと遠回しに探った方がよくねぇか?
はやてなら、もっと上手く聞くんだけどな。
そう思っていたら、アタシ達の想像の斜め上を行く答えをアスカがしやがった。
「誤解を招くかもしれませんが、思いで作りみたいなもんですよ」
「「「思いで作り?」」」
その場にいたアタシ、なのは、シャーリーが思わず聞き返した。
みんなの技を覚えるのが、何で思い出作りになるんだ?
つーか、何だよ。思い出作りって?
「元々はエリオにソニックムーブを教わっていたんですが、そのうちに何か一個ずつくらい、みんなの技を覚えたいなーって思って。オレ、099部隊じゃ仲間ってみんな年上で、六課にきて初めて同年代の奴らと一緒になったんですよ。だから、一年かけてみんなの技を覚えられたらいいなって思って」
意外……意外すぎる理由だな。
強くなろうとして技を覚えるんじゃなくて、みんなといた時間を大切にする為に技を覚えたいなんて。
……バカだろ、コイツ。
シャーリーも呆気にとられたように笑っている。
「ああ、そうなんだ」
なのはも、ちょっと唖然とした感じだ。でも、そういう考えはなのはも嫌いじゃない筈だ。
なのはもある意味バカだからな。
「訓練には支障の無いようにしていたつもりだったんですが…何かマズかったッスか?」
困ったように眉を寄せるアスカ。
基本、コイツは人に迷惑をかけないようにしている。だから、思わぬところで迷惑をかけると、途端に怯えるような表情を見せる事がある。
この辺は、シグナムが言っていた「過去のトラウマ」とやらが関係しているのか?
「ちゃんと公私でわけているなら、まあいいかな?訓練にも仕事にも影響は出てないし。副隊長はどう思う?」
なのはがアタシに聞いてくるが、その顔を見ればもう結論は出てるんだろ!
まったく白々しいヤツだ。
「まあ、隊長が許可するんなら、アタシがトヤカク言う事は無いよ」
アタシは頭で手を組んで答える。
ったく、アスカはまだ分かるけど、なんでなのはまで嬉しそうに笑ってるんだよ。
「何か、いらない心配をおかけしていたみたいで…」
スミマセンと頭を下げるアスカ。
「じゃあ、この件はこれでお終い。で、何
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