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ヨハンだがこんな状況を覆す
読み合いを制す
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トてぇ!!」

 アークエンジェルもブリッツを狙い。バリアントを撃つが、躱された後ミラージュコロイドで姿を隠される。
 その瞬間。管制室の面々は、言われずともアンチ爆雷を発射。

 ビームの射角を計算し、榴散弾頭を撃つ。

 「さすがですね。特性を良く理解していらっしゃる!」

 そんなニコルを背後から狙っていた人物がいた。
 …そうヨハンである。

 「隙を晒したな!」

 バスターとデュエルに、それぞれ蹴りとライフルでのフックを決める。

 「ぐわぁあああ!!」

 「くっそお!」

 バスターは苦し紛れにミサイルを放つが、アスカローネは既にフライトポジションに変形して。ブリッツに向かっていた。
 デュエルは体制を立て直し、追いかけるが。ディアッカはその前にニコルに危機を知らせようとした。

 そして迫る機体をディアッカにより知った。ニコルは回避行動をとる。
 だが……

 「な、左腕を!」

 連射性を生かしたアスカローネの一射が当たり。片腕を持っていかれる。
 だが背後からは、既に立ち直った二機が迫っている。

 「さすが赤服三人か。簡単にはいかないな」


 「このぉ、よくもやってくれたなぁ!!」

 イザークは自身のコクピットに蹴りを入れた、目の前の機体に加速しながら迫る。
 ビームサーベルを振りかざしてくるデュエルに、変形しながら曲芸染みた動きでビームサーベルを交差させるヨハン。

 「中々楽しかったが、ここまでだ」

 接触回線により、ヨハンとイザークは声だけだが接触する。

 「なんだと?!」

 訝しむイザークに対し、オープン回線にて戦場にある声が響く。

 その人物は、プラントであまりにも有名な


 「私はラクス・クラインです。両軍とも戦闘をただち中止してください。
 私は今、地球軍の方々に救助され。この艦に乗っています」


 クライン嬢の引き渡しが為される事となる。
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