1章旧校舎のディアボロス
番外編1話使い魔をゲットしに行きます
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すると、ティアマットは咳払いをし、言い直した
「しかし、あの一撃は見事なものだったぞ、すぐさま私の隙をつく機転の良さ、全力の一撃を瞬時に放てるその技術ーーーあっぱれだ」
「そりゃどうも、それと俺のことはアレンって呼んでくれ、ティアマット」
「だったら、私のこともティアと呼べ、これがお前が私を使い魔にする条件だ」
『ッ!?』
俺たちはティアの言葉に心底驚いた
まさか、あの最強の龍王が俺の使い魔になってくれるなんてな
ティアはそれとと言葉を続ける
「お前の肩に乗っている緋と翠のチビどももお前の使い魔になりたいようだ、私と一緒に使い魔契約をしたらいい」
「ああ、そうさせて貰うよ」
俺は使い魔にするための魔法陣を展開させそこにはティアを含めた3匹のドラゴンが入る
「我が暁亜蓮の名において命ずる・・・汝ら、我が使い魔として契約に応じよ!!」
銀色の魔法陣が3匹をくぐり消失していく
俺はティアマットへと手を伸ばす
「これからよろしくなティア」
「ああ、よろしく頼む我が主アレン」
ティアは快く答え、俺の手を握り、他の二匹のドラゴンは俺の胸に飛び込んできた
そしてそれを見ていたザトゥージは腕を組みウンウンと頷く
「そこの少女の蒼雷龍の使い魔化でも驚いたが、お前さんはもう前代未聞すぎるぜ、一度に三体の強力なドラゴンを使い魔にしちまうんだからな、全く、これだから使い魔ハンターはやめられないんだぜ!!」
・・・何が、彼をそこまで駆り立てるのだろうか?
すごい謎だ
まあ、こんなわけで俺には三体の使い魔ができた
その後も使い魔探索は続いたが、まあ、結構キャラが濃いものにあった
例えば、歴戦の戦士ウンディーネ(殺し系)の縄張り争いを見たりとか後は服を溶かすスライムや触手らしきものに部長とかの女性陣が襲われてたな
イッセーはそれをかなり気に入ってスラ太郎と触手丸と名前をつけるほどに
だけど、それも部長たちが燃やしたりアーシアの蒼雷龍が雷で焼き焦がしたりして全滅した
イッセーはこの世の終わりみたいな顔をしていたな
「なぜだ!?なぜ死んでしまったのだ!?我が相棒スラ太郎、触手丸ぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」
と、後ろで変態がキレて叫んでいた
まあ、変態の叫びはいいとして
今回の使い魔探索はいろいろあったが、俺にとっては大収穫だった
だって、龍王と上位ドラゴンの子供だぜ?
これを大収穫と言わずしてなんというんだ
そして、これを見てティアはこう呟いていた
『今代の赤龍帝はなんか、残念なやつだな』
否定はできないな
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