1章旧校舎のディアボロス
番外編1話使い魔をゲットしに行きます
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・・ッ!?
ああ、やべぇ
やっぱり双属性の奥義は魔力を使うなぁ
まだまだ修行不足だな
俺はそう思いながら部長たちの元に降り立った
「・・・本当に、アレンって人間なのかしら?龍王のティアマットを吹き飛ばすなんて・・・」
「あらあら、すごいですわね。」
「・・・アレン先輩は規格外です」
「ははは、すごいね、アレン君は」
「す、すごいです、アレンさん!!」
「・・・お前、本当は人間じゃないだろ?強すぎんだろまじで」
みんな、口々に俺のことを褒めたり、化物呼ばわりする
俺は不意にアーシアの手元を見た。そこには先ほどの蒼雷龍が俺を化物を見るかのような顔をしていた。
「おい、アーシア、お前まさか蒼雷龍と・・・」
「はい!どうやら、先ほどの戦いを見て怖かったらしく私のところに来て、それで気に入られたみたいで、そのまま使い間契約をしました!」
「おぉ!良かったじゃん、アーシア」
確か、蒼雷龍は心の清いものにしか心を開かないって話を聞いた
優しいアーシアなら納得だ
と、その時、俺の両肩に二つの何かが張り付くような感じがした、俺は両肩を見るとそこにいたのは
「キュ〜イ、キュ〜」
「ピィ〜、ピィ〜」
可愛らしく鳴く緋炎龍と翠風龍がいた!!
「これは驚きだぜぃ、龍王を吹き飛ばしただけでなく、緋炎龍と翠風龍の雌の子供に気に入られるとはな、そいつらに気に入られる男は類稀なる強さと善の心を持つイケメンに限るんだぜ?」
「へぇー、そうなのか?」
「ちなみに、ドラゴンのメスは姿を変化できるんだぜ?」
「ーーーその通りだ、暁亜蓮」
ーーーッ!
ティアマットの声が後ろから聞こえてくる、振り向くとそこには、背の高い長い蒼髪をもつ、整った顔立ちの美人な女性が立っていた
って、彼女って、まさか
「ティアマットか?」
「ああ、そうだ、この姿は私が擬人化した時の姿だ。」
なるほど
メルもできるのか?
『ええ、できますよ、ですが、それはまた今度で』
わかった。
「あの一撃、見事なものだった。まさか、滅龍「あー、ちょっと待った」って、なんで私の話を止める?」
俺はティアマットが滅龍魔法と言おうとした瞬間、彼女の言葉を止めた。
そりゃあそうだ、俺が滅龍魔導師ということはこいつらには話してないからな
俺はティアマットの肩を掴むと小声で話す
「いいから、滅龍魔法とメルのことは黙っといてくれないか?今はまだばれたくないんだよ、こっちにも事情があるからさ」
「そ、そうなのか、わかった。これからは気をつけよう」
フゥ、危なかった
もうちょいでいろいろバレるところだった
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