1章旧校舎のディアボロス
番外編1話使い魔をゲットしに行きます
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い魔が欲しいです」
「うん、わかったよ」
アーシアの言葉にザトゥージは笑顔で即オッケーをだしたな
こいつ、チョロいな
そして、再び俺たちは探索を始めた時、ザトゥージは怪訝そうな顔をする
「・・・今日はおかしいな」
「何がですか?」
「ああ、今日は森が静か過ぎるんだ」
そういえば、確かに
「どうやら、今この森にはドラゴンが生息しているみたいだな」
するとザトゥージはまたページをパラパラとめくり俺とアーシアとイッセーにそこに描かれている絵を見せてきた
「ここにいるのはまだ子供なんだが、蒼雷龍に緋炎龍に翠風龍、ドラゴン族の中でも上位の強さをもつドラゴンになるんだぜ」
「可愛いな、こいつら」
「うわー、可愛いです」
「へー、可愛いじゃん」
俺とアーシアとイッセーは、そう口々に呟く、カタログに写っている三体の龍はまるでブルーダイヤモンドやルビー、エメラルドのような色の鱗を持っていた
と、その時
「おっ!これは運がいい!お前ら、あれを見てみろ!」
ザトゥージはそう興奮しながらあるところに指を指す、そしてそこにいたのは
なんと、さっきカタログに載っていた蒼雷龍に、緋炎龍、それに翠風龍がいた!!
オオワシぐらいの大きさをしていて、可愛らしい姿をしている
しかも、そのうちの緋炎龍と翠風龍はなんかくるくると空を飛び回りながら遊んでいる
けど、なぜか蒼雷龍の方は仲間はずれにされていて近づくと二体に威嚇をされていた
なんか、不便だな
「どうやら、あそこで遊んでる二体がメスで、蒼雷龍はオスのようだ」
まさか、ドラゴンの世界でも男子禁制とかそんなのがあるのか?
『ええ、ありますよ、特にドラゴンの子供は他の異性をとても嫌います。成熟した個体ならば、それは無くなるのですけどね』
メルがそう付け加える
『しかし、これはチャンスです!主様なら緋炎龍と翠風龍をゲットすることはできると思いますーーーーッ!?』
すると、メルは突然、何かに気づいたように驚く
そしてそれと同時にあたりに凄まじい強風が巻き起こり、轟音のような生物の咆哮が轟いた
肌にビリビリとくるこの威圧感
それにいつの間にか、周りにいた小型の魔物達はみんないなくなっていた
これは、まさか!!
「おいおい、こいつはまずいぜ!」
「ザトゥージさん、何が起きてるの!?」
「それはーーー」
ザトゥージは言葉を続けずに上空を仰ぎ見た
俺たちもそれにつられて上空を見るとそこにいたのは
サファイアのような蒼と銀色の鱗に包まれた一頭の
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