1章旧校舎のディアボロス
番外編1話使い魔をゲットしに行きます
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そこは見知らぬ森の中だった。
「ここは悪魔が使役する使い魔のたくさん住み着いている森なのよ。ここで今日、イッセーとアーシアには使い魔を手に入れてもらうわ」
ここは使い魔が多く生息する森らしい・・・だけど
ここって、俺がたまに修行とか、はぐれ悪魔や魔物狩りするときに通る場所なんだよな
ここで、魔物相手に魔法の修行をしたり、サバイバル生活もしたりしてたな
というか、使い魔か・・・俺も欲しいな
『失礼ですが、主様に合うような魔物はそんなにいないと思うのですが』
えー、なんでだよ
『それは単純に主様が人間のみでありながら異常な強さを宿しているからです』
あー、なるほどね、だったら心配ねぇか
まあ、それは置いといて
今問題なのは、部長が言ってた使い魔専門の悪魔がここに来てないということだ
と、そのとき
「ゲットだぜ!」
「なっ!」
「きゃっ!」
突然の声にイッセーとアーシアは驚き、体が飛び上がっていた、アーシアなんか、イッセーの後ろに隠れるくらいだ
そして俺たちの目の前には、帽子を深くかぶり、ラフな格好をしたおっさんがいた
おそらくはこいつが使い魔専門の悪魔なんだろう
「俺の名前はマダラタウンのザトゥージ!使い魔マスターを目指して修行中の悪魔だ!リアス・グレモリーさんよ、その者たちが電話で言っていた子達か?」
「ええ、一人増えたのだけれど、いいかしら?」
「問題ないぜ!へぇ、さえない顔の茶髪男子と金髪の美少女さんに白髪の野性的男前か・・・へぇ、人間か、これは珍しいな」
ザトゥージが俺を見ながらそう呟く
普通は悪魔と行動を共にする人間なんていないもんな
「イッセー、アーシア、アレン、この人は使い魔のプロフェッショナルよ。今日は彼の言うことを参考にして、使い魔を手に入れなさい、いいわね?」
「「「はい!!」」」
そして、俺たちは使い魔を探し始めたのだが
「クルルゥ〜クルル」
「キュー、キュー」
森に入ってからすぐに俺の周りは小型の魔物がすり寄ってきた
中には俺の肩に乗ってきたり、足に擦り寄ってくる魔物もいて頬ずりしてくる、顔はまだいいんだけど、脚は歩きにくいから勘弁して欲しい、けどまあ、見た目無害そうだし、可愛いから許す
「ほぉ、どうやら人間の兄ちゃんは魔物に好かれる才能があるようだな」
ザトゥージは俺を興味深そうに見ながらそう呟く
俺は一つ気になることがあるので、ザトゥージに尋ねる
「あんたのオススメの魔物って何があるんだ?」
そういうとザトゥージはニヤリと笑いカタログのようなものを取り出し一つの絵を指差す、そこには見開き一杯に書かれている一匹の獰猛そうな獣・
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