暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、名を上げる
[5/7]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
直ぐに先を見据えていた

「そうか……お互い、頑張らないとな……よし!まだ食えるか?今日は俺が奢るぞ!」

「よいのか!ゴチになるぞ!」

二人でラーメンを三杯平らげた




・三日目:静(商店街)

「幹ちゃん先輩〜早く〜」

「待てって!まだ買うのかよ……」

三日目は静と商店街で買い物に付き合わされている。勿論、荷物もちだ

「あ!このワンピ可愛い〜。先輩どう?」

「どうって……まぁ、似合うんじゃねぇの?」

「ぶ〜、なんかなげやり〜」

「うるせぇ、俺にはよくわからん」

基本的に和服しか着ないからな……

「先輩和服しか着ないからな〜……あ!そうだ!」

「あん?……ちょっ!引っ張るなって!」

静に手を引かれ、大型の洋服店に連れてこられた

「じゃぁ、今から私が服持ってくるから。先輩はそれに着替えてね」

「は?」

そして、そのまま俺は静の着せ替え人形になった

「んん……」←ジーンズに白のシャツ、黒の上着に帽子

「おぉ〜なかなか似合ってる〜……次はこれ」

「これは……」←黒のボトムスに灰色のシャツ、深緑のパーカー

「いいねぇ〜次はこれ!」

「…………おい」←迷彩柄のカーゴパンツに黒の革ジャンとサングラス

「アッハハハハ!ヤンキーだ!ヤンキー!」

「しばくぞてめぇ……」

こうしてしばらく着せ替えは続いた

「はー面白かったー」

「こっちは疲れたよ……たくお前は」

「あ!クレープだ、先輩食べよう!」

聞けよ!人の話を!

「いらっしゃいませ、ご注文はいかがなさいますか?」

「どーしよっかな〜」

「ただ今でしたら、カップル限定クレープがございますが、どうでしょうか?」

「は?」

「あ!じゃあそれにしまーす」

「おい!」

「いーじゃんいーじゃん」

しばらくすると店員がクレープを持ってきた。普通のクレープと違い、かなり大きくフルーツが沢山入っている。恐らく、これを二人で別けて食べるのだろう……

「あむ……んん〜おいひ〜」

こいつはなんでも旨そうに食うな……

「はい先輩!アーン」

「は?」

「だーかーらー……アーン」

静がこちらにクレープを突きつけてくる

「あ……あーん」

やらないと後でうるさいので渋々応じることにした

「おいしい?」

「……あぁ」

その後も何度かこのやり取りを繰り返しクレープを食べ終えた

「は〜楽しかった〜、じゃあ私そろそろ帰るね」

「おう、気をつけて帰れよ」

「え〜と……先輩?」

「ん?どした?」

「今日は……私と一緒で楽しかった?」

「なん
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ