暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは innocent 〜海鳴に住む鬼〜
鬼、名を上げる
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ブレイブグランプリ開催日まで一ヶ月をきり、そろそろ参加申し込みの期限が迫っていた。そんなある日、俺は後輩達に呼び出されて中庭にいる
「それで?話ってなんだよ」
「フッフッフ〜そ・れ・は〜」
静がニヤニヤと勿体ぶった喋り方をしている。後ろの三人も静同様、ニヤニヤしている
「ついに!」
「僕達!」
「通り名を!」
「ゲットしました〜!」
宗輝、賢斗、桜馬、静は高らかに通り名取得を宣言する
「マジか!」
この短期間でよく取ったもんだ……
「それで?どんな通り名なんだ?」
「ではまず私から……」
宗輝の取り出したカードに記されている通り名は
「光弓の鷹……」
「はい、私にピッタリかと」
確かに光ってるし……鷹だけれども……
「ワシの通り名はこれじゃ!」
「斧盾の鉄仮面……」
これ、斧盾って……字体見ないと不純に見えるのでは?
「僕のは……これです……」
「影這う暗殺者……」
全体的におっかねぇな……この通り名……
「カッコいいですよね!」
「お、おう……」
本人はお気に入りのようだ
「ハイハーイ!最後は私!」
「癒しの歌蝶……」
何故だろう……一番まともに見える
「全員の通り名をゲット出来ましたし、私達はこれからグランプリの参加申し込みを済ませてきます」
「おう、よろしく頼むわ」
後輩達はこれからグランプリの参加申し込みをしに、T&Hに行くようだ
「さて……帰って店の手伝いだな……」
〜菓家 自室〜
店の手伝いも終わり、やることも無くなった俺は椅子に腰掛けひたすら編み物に集中している。あずきが編みぐるみを店に来た子供に見せるもんだから、追加の注文が出来てしまった……
「あぁ〜目が疲れてきた……」
少し休憩しようかと思った時、俺の携帯が鳴った
「誰だ?……」
画面を見ると相手の名前が書いてある
「宗輝?珍しいな…………ハイ、もしもし」
「あっ!すみませんくるみん先輩、今お時間いただいても?」
「別に構わねぇよ……どした?」
「はい、今週末連休がありますよね?」
確かに……今週は祝日、土日、開校記念日の四連休になっていたな……
「あるけど……それがどうした?」
「実はですね、その連休を利用して私達の仲をさらに深めようと思うのです」
??どゆこと?
「私や桜馬、賢斗さんや静さんは日頃からよく放課後一緒に行動しているので仲はそれなりに良いんですよ……」
「まぁ……同い年の方が仲よくしやすいだろうな……」
「はい……ですが私達後輩一同はまだ、先輩との仲を深められて無いと
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