第3章:再会、繋がる絆
第71話「それぞれの動き」
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全て無効化される。
そのまま接近し、神夜はアロンダイトを振るう。
「逃がさん!」
その攻撃は避けられたが、リインフォースがバインドを放ち、なのはの姿の暴走体が捕まる。ちなみに、フェイトの姿の方は素早いため、避けられたようだ。
「今....っ!?」
ギィイイン!!
片方の暴走体が捕まり、そちらに砲撃を放とうとする神夜だが、そこへフェイトの姿の暴走体が妨害に入ってくる。
ザンバーフォームから放たれる一閃に、神夜は反射的にアロンダイトで防ぐ。
「っ....!込められてる魔力量が...!?」
「神夜君!っ、させへんよ!」
ザンバーフォームの光刃に込められた魔力量は、神夜の防御を貫通する程だった。
よって、それを防ぐ事に気を取られた神夜はバインドを解いたもう片方の暴走体に対して無防備となってしまう。
すかさず、はやてが魔力弾を放つ事により、フォローをした。
ギィイイン!
「ちぃっ...!やっぱりジュエルシードで強化されている...!」
再現されたバルディッシュを何とか弾き、神夜はそう呟く。
実際のフェイトでも、同じ戦法を取ったであろうが、それはカートリッジを前提とした話だ。普段の状態...それも鍔迫り合いの状態から魔力をさらに込めるという事は、フェイトにもできない。
「....私と主で高町なのはの相手をしよう。神夜、そちらは頼む。」
「...わかった。正直、連携を取られるときつい。」
そういうや否や、リインフォースはなのはの姿の暴走体へ突撃。
パイルスピアという武器のデバイス“ナハト”を繰り出し、防御の上から攻撃を徹す。
「はぁっ!」
神夜もフェイトの姿の暴走体へと攻め、二体を分断する。
「任せたぞ!」
「ああ!」
互いに距離を離すように、反対方向へと押し込むように攻める。
はやてもリインフォースの援護に入り、どちらも押している。
「ぜぁっ!」
パ、ギィイイン!!
神夜の攻撃が暴走体の防御魔法を突き破り、一際強く吹き飛ばす。
...元々、神夜はなのはやフェイトよりも強い。例えジュエルシードで強化されていたとしても、それは変わらなかった。
リインフォースの方も、二対一なのとリインフォースのデバイスがバリア貫通に向いているため、こちらも相当優勢だった。
「.....再生もするのか。」
先ほどの一撃で、暴走体の片腕は斬られていた。
しかし、再び神夜に斬りかかってきた時には、既に再生が終わっていた。
「....しまったな。フェイトの電気は俺と少し相性が悪い...。」
暴走体の攻撃は、その半分以上が神夜の前では無効化される。
しかし
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