第3章:再会、繋がる絆
第71話「それぞれの動き」
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通信がかかってくる。
『転移妨害によって通信ができませんでしたけど、ようやく回復しました。...他の皆は?』
「私が知る限りではクロノさん、ザフィーラさん、優香さん、光輝さん、神夜さん、はやてさん、リインフォースさんは無事です。しかし、他の皆さんは...。」
『分からない...と。大丈夫、こっちではアルフさんとシャマルさん、帝君を。アリシアちゃんの方で優輝君と椿ちゃん、奏ちゃんにユーノ君を把握してるから...。』
「不明なのは、なのはさんにフェイト、シグナムさんとヴィータさんですね。」
『まだ確かめてないだけですけどね。』
実質全員無事そうだと、リニスとエイミィはお互い安堵する。
『ところで、他の皆は?』
「結界の中です。私は偽物の警戒をしています。...ただ、神夜さんとはやてさん、リインフォースさんは勝手にもう片方の結界に入ってしまいました...。」
『ええっ!?緊急時なんだから固まって行動してよぉ...。』
せっかく集まったのに自ら戦力を分断している事に、エイミィは泣きたくなる。
「とりあえず、私は引き続き警戒をします。エイミィさんは神夜さん達と連絡を。」
『了解。結界内だから少し時間がかかるけど...任せてください!』
「...頼みました。」
通信を切り、リニスは警戒へと戻る。
「...はぁ、上手く行くといいんですけど...。」
こういう時は大概上手くいかないと、リニスは溜め息を吐いた。
「....これが結界内か...。」
「うわぁ...ノイズって現実に出るとこんなに気持ち悪いんやなぁ...。」
結界内に入った神夜達は、結界内の光景に少し驚く。
「...主、神夜、警戒を。...そこにいます。」
「あれは...なのはちゃんにフェイトちゃん?」
海に面する公園の柵の少し先に浮く二人の姿をした暴走体を見つける。
「しかも、どちらからもジュエルシードの魔力を感じるぞ...。」
「...どうやら、ジュエルシードは二つあるようだ。」
「っ...!」
ジュエルシードが二つ。その事に神夜は警戒心を高める。
「主、援護を頼みます。」
「分かったわ。前衛は...神夜君、頼んだで...。」
「任せてくれ。...幸い、なのはとフェイトなら半分ぐらいの魔法は無効化できる...。」
すぐさまポジションを決め、先手必勝とばかりに神夜は暴走体へと駆け出した。
「っ!」
ドドドドドォオオン!!
「はぁっ!」
すぐさま暴走体二体から魔力弾が飛んでくるが、神夜の特典であるヘラクレスの宝具の一つ、“十二の試練の効果により、
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