第3章:再会、繋がる絆
第71話「それぞれの動き」
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に分析し、戦況を変えれないか考える。
「私が援護するわ。どうにかして、抑え込んで!誰か援軍が来るまで持ちこたえるわよ!」
「へっ!俺が片づけてやるよ!安心しろシャマル!」
「(貴方だから安心できないのよ!)」
帝の言葉に内心そう呟きつつも、葵の偽物との戦いへと臨んだ。
その頃、ジュエルシードの場所向かうついでに仲間を探していた神夜達は...。
「あ、あそこにいるのはもしかして...。」
「リニス!」
公園へと向かっていた神夜達は、公園で辺りを警戒しているリニスを見つける。
「っ!....貴方達ですか。」
「なぜ結界の前で....そういう事か。」
リニスも神夜達に気づき、一度警戒を解く。
リインフォースはなぜ結界の前で立ち往生しているのか、様子を見て納得した。
「ええ。私が警戒しています。そちらの結界にはクロノさん、ザフィーラさん、優香さん、光輝さんがいます。」
「既に四人で戦っているのか...。」
ちなみにだが、神夜は優輝以外を敵視していない。優輝が洗脳していると思い込んでいるため、全ての責任を無理矢理優輝にあると決めつけているのだ。
だから、優輝の両親に対して特に思う事はないようだ。
「よし、俺たちはもう片方の結界へ行こう!リニスは引き続き偽物の警戒をしててくれ!」
そういって、神夜は勝手にはやて達を引き連れてもう一方の結界へと入って行った。
「待ちなさい!....っ、ああもう...!」
どうせならばクロノの加勢に行った方がいいのにと、リニスは項垂れる。
「...偽物が来る可能性がある今、私も動けませんし....。」
結局、自分はここにいるしかないのだとリニスは思った。
「....私の主....聖奈司さん....ですか。」
ふと、負の感情に囚われていると言われている司の事を思い出す。
「....記憶からは消えている...ですが、“その人物がいる”と言われれば....確かにパスから感情が流れ込んできます...。」
記憶は消され、“答え”に辿り着かないように認識の阻害を受けていても、リニスは使い魔のパスから司の感情をほんの少しだけ感じ取っていた。
「...使い魔である私が何もできなかった...。ならば、今度こそ絶対に助けてみせます...!」
覚えていなくとも、使い魔としての責任を果たす。
そう誓いを新たに、周辺の警戒を続けた。
『....!リニスさん!聞こえますか!?』
「この声は...エイミィさん?」
『よかった、無事でしたね!』
そこへ、エイミィから
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