ハイスクールD×D 超闘士激伝
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めに戦っていた。そんな君を最前線、激戦区に送るしかなかったことにいつも苦しんでいた。君が第4勢力を立ち上げたと聞いた当初は、嫌気が差したのではないかと思った。だけど、君は出会った当初と変わらず、ただ大きくなっただけだった。そんな君のことを私は羨ましく、そして誇らしく思うよ。何故、我々に接触してくれなかったのかだけが疑問だがね」
「私は、怯えていたのだよ。事を起こしたにも関わらず道半ばで倒れて、残りを押し付けてしまった。皆恨んでいるのでは、そう思うと何も考えられなくなった。それでも、私は身体を鍛え続けた。そして私が再び生を得た理由を見つけた。私のこの力が必要なときが来るのだと。その時が来たのだな?」
「たぶん、近い。君がいない間に起こったことと現状を説明しよう」
そうして要約しても長い説明を2時間ほど受けた。
「そうか。私の所為で多くの者が苦しんでいるのか」
「君だけの所為ではない。私達もあまり有効な策を打てていないのが現状なんだ。だけど、ようやく最後のピースが揃うかもしれない。君の力を貸してほしい」
「私の返事はあの時と一緒だ。戦いの先に皆が平和に暮らせる世界があるのなら、私の全てを捧げよう」
「君がライザーかい?」
「なんだ、貴様は?」
「詳しくはグレイフィアに聞くと良い。私は顔合わせに来ただけだ」
「貴様!!たかが人間風情がグレイフィア殿を呼び捨てになど!!」
「別に構いませんわ。私とは友人ですから」
「「へ?」」
「古い友人だ。無論、サーゼクスともだ。気安く付き合える友人だ」
私達の答えに全員が驚いて混乱している。
「いつの間に?いえ、それどころか私達が悪魔だということも知っていたの!?」
「その髪とグレモリーの名で知っていた」
「そ、そんな前から」
「そういうことだ。悪魔の事情にも精通している」
「くっ、それで貴様と顔合わせの意味がわからんのだが!!」
「落ち着いてください、ライザー様。それを今から説明いたしますので」
立ち上がっていたライザーがソファーに座りなおす。あまりシュラウド殿に似ていないな。あの方は常に礼儀正しかったのだが。いや、酔っている時はグダグダだったな。
「リアスお嬢様とライザー様とのご婚約ですが、この度白紙撤回になりました」
「「はい?」」
「この件はグレモリー家、フェニックス家、両家合意の元でご破断となりました」
「な、何故そのような事がオレに伝わっていないのですか!?いえ、それどころか何故!?」
「それだけ日頃の態度が悪かったということでしょう。ですが、サーゼクス様が最後のチャンスを与えるとのことです」
「1週間後にレーティングゲー
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