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フロンティアを駆け抜けて
所有権争い
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少し思ってたのとは違うけど……私はここからもう一度自分を鍛え直してみせる。そしてお父様に誇ってもらえる私になるんだから)

こうして二人は真逆のことを考えながら協力してこのフロンティアに立ち向かうことになる。そう、ここからが物語の本当の始まり――







「……ふん、さすがに奴の息子か。くそっ、思い出すだけでも胸糞悪い」

 施設の裏でタバコを吸いながらアマノは吐き捨てる。彼は今ダイバの父親――エメラルドについて思い出していた。彼に対しては怒りと憎しみしか覚えない。

「だが、それもここまで。雌伏の時は終わりだ。俺はこの力で、バトルフロンティアを――支配する」

 マスターボールを見つめてにやりと笑う。そこにはこの島一つを余裕で支配しうるほどの力が眠っていた。


「それまで首を洗って待っているがいい……く、くくくく。ははははは!!」


 アマノは哄笑する。水面下でもまた、この島への脅威は動き始めていた。




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