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は若々しい緑で覆われていた。そんな中コンコンは不思議そうな顔をした。
「それは会ってからのお楽しみ♪」
「えー!」
僕はピエロのお面の下でクスッと笑いながらムスーとしたコンコンを見る。
「でもコンコンが気にいるのは確かだよ!」
「ふーん。気になるな…。」
そうするとコンコンはふと考えて片手剣を取り出すと僕に向けてきた。
…ああ。分かってる。あの笑顔はイタズラするときの笑顔だ。
「ねえ!ユキ!一試合しない?
…勝ったら教えて!その人!」
「…初撃決着だよ。」
僕は片手剣を取り出し、コンコンの前に立つ。するとコンコンは不満そうに頬を膨らませ、片手剣をぶんぶん振り回す。
「ちがーう!僕が戦いたいのはただのユキじゃなーい!」
そう言ってブンブン振り回すのを止めてもう一度片手剣を向ける。
「僕が戦いたいのは音の死神のほうだよ!」
「…。」
僕は黙って片手剣をしまい、『雷鎚ミョルニル』を取り出し、念を込めると大鎌へと姿を変える。そしてその大鎌をコンコンに向ける。そしてピエロの仮面を取り。
「ちょっと調子乗ってない?僕に勝てるの?
…音の死神に。」
「やってみないと分からないじゃん。まあ、あの黒の人やシルフの女剣士さんより苦戦しそうだけどね。」
そうして僕達はデュエル申請のボタンを押す。
コンコンはそんな僕に一言。
「お手柔らかにね?音の死神『スノードロップ』?」
そう言って僕は笑いながら一言。
「そっちこそお手柔らかにね?絶剣『ユウキ』?」
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