第二章
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「必ず」
「それでは」
「はい、すぐに行きます」
こうしてでした、自衛隊の人達はすぐに仙台市に入りました。市長さんは街に入ったその人達を見て思うのでした。
「この人達なら」
「はい、絶対にですね」
「黒バットをやっつけてくれますね」
「あの怪人も」
「悪い怪人を退治するには勇気が必要だよ」
まさにというのです。
「そしてあの人達には勇気があるから」
「だからこそですね」
「黒バットを倒せますね」
「そして街に平和を取り戻せる」
「それが出来ますね」
「出来るよ」
絶対にというのです、そしてでした。
自衛隊の人達はそれぞれの配置に着いて十二時を待ちました、その自衛隊の部隊の隊長さんは市長さんに言いました。
「各員配置につきました」
「それではですね」
「十二時になれば」
まさにその時にというのです。
「黒バットを撃退若しくは殺害します」
「殺害ですか」
「あの怪人は放ってはおけません」
だからというのです。
「総理からもそうご命令が出ています」
「総理からですか」
「黒バットとナゾー博士、メンインブラックにフーマンチュー博士は」
この四人の悪い怪人達はというのです。
「最早放置出来ない、殺害するしかないとです」
「判断されてですか」
「決断を下されました」
だからこそというのです。
「ですから」
「そうですか、殺害もですか」
「止むを得ません」
黒バットも他の怪人達もです。
「ですから我々もかなりの火器を持って来ました」
「では」
「はい、黒バットが現れましたら」
十二時になってです。
「倒します」
「そうですね、黒バットも他の怪人達もです」
市長さんも彼等のことを思って言うのでした。
「放置出来ないです」
「ですから」
「殺害もですね」
「念頭に置いています」
「ではお願いします」
市長さんは隊長さんに答えました。
「仙台の平和の為にも」
「お任せ下さい」
敬礼で市長さんに応えるのでした、そして。
自衛隊の人達は十二時を待ちました、その間です。
食事も摂ったりしていました、緊張はかなりのものでした。
「問題は何処に出て来るか」
「それですね」
「十二時になって」
「仙台の何処に出て来るか」
「それが問題ですね」
「そうだ、しかしだ」
隊長さんは部下の人達にも強い声で言いました。
「出て来たらな」
「総員その場に急行してですね」
「そのうえで黒バットに向かう」
「場合によっては殺害する」
「そうしますね」
「そうだ」
まさにです、そうするというのです。
「いいな」
「わかっています」
「トラックにジープもありますし」
「ヘリもあります」
「そうしたものを使ってすぐに移動ですね」
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