『Regretful』
[2]次話
『どんな時だろうと辛ければ頼れば良い。
迷惑なんてこれっぽっちも感じない。
頼られない方が情けない。』
そうサラッと笑顔で言う貴方の周りには、貴方を求める子が何人も存在した。
どう見ても大変なのは馬鹿でも解る。
あいにく群れるのは嫌いでね。
物心ついた頃から一匹狼だったから慣れっこ。
真夜中、此処を出る。
学校で朝日を見る。
そんな逃げてるだけの自分が嫌いで情けなくて...。
でも、何も出来ないのが現実だった。
勇気が無いなんて誰に向かって言ってる?
プライドが高いなんて誰に向かって言ってる?
勇気なら振り絞った。
プライドなんて棄ててる。
言いたくないことを言った。
頼りたくない汚い大人にも頭を下げた。
それなのに信用しなかったのは汚い大人だった。
はねのけたのは醜い大人だった。
貴方は、そんな汚く醜い大人の1人になってしまった...。
[2]次話
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