伝説の序章
新たな兆し
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も全然知らなかったから
他の国の事情も知りたくなった。
そいえば…と詩雨は更に続ける。
「今あちこちでそんなに大きくはないが
新しい大陸が出来ている…いや出来いると
言うより再生したと言った方な正しいな。
沈んだはずの古代の大陸都市が何かによって
再び甦るといった現象が起きている。
それは今でもある大陸のモノとその都市は
関係しているらしい…実際,俺の故郷の
襲華灑大国では伝説の鏡"羅刹"と云われる
鏡を海底に沈んだ古代都市の上から
映すとその古代都市が浮き出てきたんだ。
解読するのは難しく,古代都市を
守るかのように波が荒く天候も悪いらしい,
でも再び甦らせることが出来れば
その者がその大陸の王になれるんだ。
今のところそうしてできた大陸は四つだ。
地図を見たらわかる」
そうして自分の所有物の鞄から
地図を出した。ジャックスとロキは
地図を観る。
「このクトゥルフ大陸を行って北東部
妙に空いてないか??」
指差す場所は海だった。
だが確かに不自然な空き方だ。
ジャックスが口を開く
「これって…」
「なぁ詩雨,もし此処に古代都市が
あったとしてこの大陸のもんなのか?」
ロキが司ず聞く。
「確率は十分ある。何故ならあんたらが
そうだったようにこの国は
情報が薄く狭く遅い。そしてクトゥルフ大陸
から一番近い…可能性は高いと言って
良いだろう」
ニヤっと詩雨が笑う。
ジャックスはパアアっとし詩雨とロキを
見る。ロキもニシッと笑う。
「国造り…しかもまさに理想の場所!
行ける,行ける!!!なぁ!行けるゼ!!
今から探しに行こう!!!!」
ジャックスは飛び跳ね二人に言った。
全くお前が頭で大丈夫かよと言いつつも
「まだまだ無知だけどほっとけねー
っつーかなんつーか…でもお前の
考えに凄く共感できた!
何処までもついて行くゼ!!
我らの団長 ジャックス!!!」
ジャックスも愛してるゼ兄弟!と
言い放ち二人は肩を組み
ランランとスキップした。
ヤレヤレとそれを苦笑いでみる詩雨。
「おそらくこの大陸は
沈んだ伝説の古代の石造都市
ルルイエと思って間違いないだろう…
そーいゃ仲間はともかく民とかは
どーするつもりだ??」
「取り敢えずあの闘いの場で
宣伝しといたからオイラ達に付いて来る
人達は多分オイラ達に言うだろう。
自分の足で自分の声で!」
ニカッと笑いながら詩雨に言った。
それもそうだなと詩雨は静かに
黒マントのフードを被った…
ジ「よっしゃあ~
とゆー事で…宴だ宴ーーーー!!!」
ロ「どの店にする??」
ジ「そ〜だな~…おっ|
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